VBCのホップサックは防シワ性・通気性良し。アンコンにオススメ

STYLE MAKING

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。

ヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VBC)の春夏ジャケット生地の定番、

「MONTECARLO JACKET(モンテカルロ・ジャケット)」

3Dホップサックという粗い平織り生地で、防シワ性と通気性に優れるジャケットを作る事ができます。

 

湿度が高い日本では、特に夏向けのジャケットとして人気がありますね。

実際に既製品にも多く採用されており、例えばユニバーサルランゲージやBEAMSといったセレクトショップ。

タリアトーレやT-JACKETといったインポートブランドも採用しています。

傾向としては、肩パットや芯地を用いないアンコン仕立てのものが多いですよ。

 

それではモンテカルロの特長を解説しますね^^

 

 

MONTECARLO(モンテカルロ)

VBCのジャケット用の生地として、春夏に展開されている定番クオリティーです。

21マイクロンウールという、太い原毛で作った糸を使用。

その糸を3Dホップサックで織りあげる事で、あらゆる動きに対応できる生地感に仕上げています。

 

ちなみにホップサックというのは、平織りの一種です。

ビールの原料に使われるホップを運ぶ麻”袋(サック)”と同じ織り方であるところから、ホップサックと呼ばれるようになりました。

高い防シワ性と通気性を持っており、裏地を付けずに仕立てるアンコンにもオススメです。

ざらっとした表情で適度なカジュアル感も持っている為、ビジネス・カジュアルはもちろんですが、ゴルフ用にも使える生地ですよ。

 

こんな人にオススメです!

  • 夏向けのジャケットが欲しい
  • 着心地が軽いブレザーを作りたい
  • 通気性が高いジャケットを着たい
  • シワになりにくい生地がいい
  • シワの回復力が高い生地がいい
  • アンコンジャケットを作りたい
  • ビジネスカジュアルに使いたい

 

特長①ホップサック(平織り)

SUPER表記できない太い原毛を撚った糸を粗く織り上げています。

その為、適度にハリのある生地感に仕上がっており、肩パットや芯地を用いないアンコン仕立てにしても型崩れしにくいです。

アンコン仕立てはジャケットの厚みを最小限に抑える事ができる為、夏場のジャケットに最適。

特に季節関係なくジャケットを着用する人にとっては、夏場のローテーションを支える1着になってくれるでしょう。

 

ほのかなツヤ感も持っていますので、きちんとネクタイを締めればビジネスシーンにも対応できます。

メタルボタンを付けてブレザーにするのも良いですね^^

 

特長②高い防シワ性

春夏生地にしては少し重量がありますが、その分高い防シワ性を持っています。

21マイクロンウールを撚った太い糸ですので、糸自体の弾力が強いんですね。

暑くなってジャケットを脱いだ時、すぐにクシャクシャっとなる心配がありません。

 

特長③通気性が良い

太い糸で粗く織り上げられている為、糸と糸の間に空気が入り込みやすいです。

その為、ジャケット内の熱や湿気を外に逃がしやすく、ゴルフ等のスポーツシーンや夏場着用しても暑苦しくありません。

 

ちなみにウールは湿気を吸って外に吐き出す際に、元の形に戻ろうとする性質を持っています。

これがどういう事かと言いますと・・・

例えば1日着用してシワが入ったとしても、ハンガーにかけて1~2日休ませている間にシワがある程度回復するという事です。

 

それでも抜けない頑固なシワだけ、アイロンのスチームを当てればOK!

通気性が良いというのは、単に涼しいだけじゃなく、シワ回復にもプラスに働くんですね。

 

夏用ジャケットにMONTECARLO

高い防シワ性と優れた通気性を持つVBCのモンテカルロ。

アンコン仕立てにも相性が良く、夏用のジャケットに最適!

防シワ性も高いので、出張が多いビジネストラベラーにもオススメです。

メタルボタンを付けてブレザーにするのもステキですよ。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

コメント

  1. ゆうき@お洋服ブロガー より:

    「ミカン法律事務所」さんのブログで、当記事をご紹介いただきました。

    アンコン仕立てに対する詳しいコメント、着心地や良かった点・悪かった点が勉強になりますよ!
    齋藤さん、当記事をご紹介してくださりありがとうございます^^

    銀座山形屋「THIN JACKET」レビュー アンコンジャケットについての考察
    https://mikanlaw.jp/2021/06/17/1634/

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