ブルーグレーのグレンプレイド柄のスーツを製作しました!(VBCフレスコ生地)

こんにちは!お洋服ブロガーのYuukiです。

久々にオーダーを頂き、製作していたスーツが仕上がりましたのでご報告です。

実は2月中旬に受注していたのですが、コロナの影響で納期が3週間近く延びておりました(汗)

 

今回ご紹介するスーツは、お洒落なブルーグレー系のグレンプレイド柄。

当ブログで詳しくご紹介しているヴィターレ・バルベリス・カノニコ(VBC)

2020年春夏のフレスコ生地を使った爽やかな一着です!

今回の記事で出来上がりイメージと、生地の良さを知って頂けると幸いです^^

 

控えめなチェック柄でカジュアル感も楽しめるスーツです

遠目ではネイビー地にブルーのオーバーチェックが入ったような見た目です。

白黒のグレンプレイドやストライプほど柄が主張しませんので、柄物のスーツに不慣れな方でも挑戦しやすいですね。

 

ソーシャルディスタンスくらいの距離で、細かい柄が視認できるようになります。

「お?このスーツはちょっと違うぞ」と相手に感じてもらえそうです。

 

さらに近付くと柄もハッキリしてきます。

メランジ(霜降り)がかった表情をしていますので、カチっとというよりカジュアル感のある雰囲気。

ベージュやカーキのコットンパンツを合わせて、ジャケパンスタイルに使うのも良いですね!

カジュアルフライデーやテレワークの装いに使えそうです。

 

ちなみに後ろはセンターベントです。

英国的なグレンプレイドですので、サイドベンツの方が英国らしさが出ますが、リクエストでセンターベントにしました。

着用した際にベントが割れないよう、蹴回し(腰囲)を少し調整しています。後ろ姿は重要ですからね。

 

トラウザーズもリクエストを反映し、すっきり見えるノープリーツ。

アイロンがけしやすいところが、ノープリーツの優位点かと。

 

裾はシングル仕上げに。ここは英国的ですね^^

もちろんヘム(裾内側の折り返し)が残っていますので、ダブルに変更する事も可能です。

 

裏地は表地より暗いネイビー無地。

ダークブルーグレーの方がほのかに明るい色みです。

ブルーグレーはネイビーほど重たく見えませんので、ネイビー、グレーに次ぐ第3のスーツにオススメです!

職場でベージュやブラウン等のアースカラーがNGという方は、候補にいかがでしょうか。

 

お客様の着用写真(※2020年5月17日追加)

掲載許可は頂いていますが、ご希望によりモザイクを入れています。

お客様から頂いた写真です。

「すごいよかったです!かなりいい感じでした。

やる気でますね!あとまた欲しくなって困ります笑」

と、ありがたい感想を頂けました^^

 

観葉植物のセンスが良いオフィス・・・絵になりますね!

ライトグレー系のニットタイは、オーダー受注後にフォローの一環でご提案させて頂きました。お客様の雰囲気や個性をベースに、フレスコの生地感、ブルーグレーとの相性をトータルで判断した選択です。

ビジネスマンらしい誠実な印象ながら、カチっとし過ぎないバランスを狙いました。

このさじ加減はテレワークにも活きることでしょう。

 

今回使用した生地の紹介(ダークブルーグレーのグレンプレイド柄)

VBCのRUSTIC TROPICAL(ラスティックトロピカル)の生地を使用しました。

この生地はフレスコという、強撚糸(きょうねんし)を平織りした生地です。

糸に通常より強い撚(よ)りをかける事で、糸が頑丈になり、シワに強い生地に織り上がっています。

また生地の安定性も優れていて、型崩れしにくいスーツに仕上がるのも優位点です。

 

重量は240gms。

春夏の着用に適した重量ですので、今から9~10月の初秋くらいまで対応できます。

平織りで織られた生地は糸と糸の間に空気が通りやすい為、熱や湿気を外に逃がしやすいです。

その為、汗ばんでも生地がベタ付きにくいですし、風が吹くと涼しく感じやすい生地感となっています。

 

糸は21(トゥエンティーワン)マイクロンという太い原毛から作られています。

ですので軽さの割に耐久性が高く、デイリーで着回す春夏用のビジネススーツに最適ですよ。

 

余談:21マイクロンの太さについて

糸の事をもう少し知りたい方だけお付き合いください^^

 

ウールはSuper表記で原毛の細さを表します。

例えば、Super 100’sが平均18.5マイクロンという細さです。

このSuperの数値が10増える毎に、平均0.5マイクロンずつ細くなっていきます。

  • Super 100’s 平均18.5マイクロン
  • Super 110’s 平均18マイクロン
  • Super 120’s 平均17.5マイクロン
  • 人間の髪の太さ 50~100マイクロン
  • カシミヤ 平均14~16マイクロン(Super 190’s~150’s相当)

 

仮に21マイクロンをSuper表記すると、Super 50’sとなります。

Super 100’sウールとカシミヤに近いSuper 150’sウールでも、かなり生地感の違いがあるので、

Super 50’sウールとSuper 100’sウールの差も相当大きいという事がわかります。

 

ちなみに市販の安価なスーツでも、せいぜいSuper 80’sウール(平均19.5マイクロン)くらい。

21マイクロンがいかに特長的な太さか?

そんな太い原毛で作られた糸を使っているのが、今回のフレスコです。

※参考:21マイクロンウール解説。Super表記ウールとの良さの違い

 

ブルーグレーで春夏にしか楽しめないスタイルを!

既製品でもあまり見かけないお洒落な色みが特長的なブルーグレー。

今回ご紹介した生地は、遠目にはネイビーに見えるので挑戦しやすいと思います。

 

春夏はウールモヘアやソラーロ、シアサッカー等の魅力的な生地が多いですが、

「色」を楽しむのも春夏ならではのスタイル!

トレンドはグリーンやブラウンですので、ウラをかいてブルーグレーはいかがでしょうか。

 

今日もROAD OF STYLEブログをお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

当ブログの記事に共感していただけたら、また読みに来ていただけると嬉しいです。感想をシェアしてくださると更新の励みになります^^