
こんにちは!お洋服ブロガーのYuukiです。今回の記事は、
- 失礼のないクールビズスタイルを構築したい
- 半袖・ノーネクタイは失礼なの?
- 暑苦しく見えるのは悪印象なの?
といったご要望・疑問にお答えする内容となっています。
この記事では
- お客様に失礼のない状態をキープする
- +なるべく涼しい着心地も確保する
- きちんとした服装をする利点
- クールビズアイテムの選び方
を解説しています。
普段からスーツ・ネクタイを着用されている人を想定して書いていますので、
クールビズ関係なく半袖・ノーネクタイのようなラフなスタイルでOK!という人は、ほとんど参考にならないかも・・・
きちんとした服装をする事で「営業成績アップや信頼獲得に繋げたい」と考えている人は、ぜひご笑覧くださいね^^
営業マンのクールビズスタイル
クールビズとは「地球温暖化対策の一環として、過度な冷房に頼らず様々な工夫をして夏を快適に過ごすライフスタイル」
その一環としてノージャケット・ノーネクタイが推奨されていますが、営業マンはこれを鵜呑みにしないほうが良いでしょう。
それはお客様と接する機会があるからです。
特に成果を上げたいと考えている人は、
クールビズでも「お客様に失礼のない好印象を与えられる装い」をするほうが良いでしょう。
その為、お客様と会う時は信頼感を与える為に「ジャケット・ネクタイ着用」が基本。
移動時やオフィスで作業はする時はくずしてもOKです。
半袖・ノーネクタイは失礼?

これは業種(金融系、人材系等)であったり、個人 or 法人営業等によって解釈が変わります。
それは営業マンによって「服装の重厚感がどれくらい必要なのか?」が違うからです。
例えば銀行や保険、冠婚葬祭業は服装の重厚感が必要です。
ですので「ジャケット・ネクタイ着用」すべき。「半袖・ノーネクタイ」はお客様に失礼でしょう。
逆に介護のケアマネージャーや空調の工事業だと、軽快感がある「半袖・ノーネクタイ」のほうが相談しやすい印象ですね。
このようにお客様の立場で考えてみると、失礼な軽装かどうか判断しやすくなるのではないでしょうか。
暑苦しく見えるのは悪印象?

感じ方は人それぞれですので、そのように感じる人もおられると思います。
ただ営業活動においては、きちんとした服装をしている人とラフな服装をしている人から説明を受けた場合、
「きちんとした服装の人のほうが説得の効果が高い」と言われています。
これは「ユニフォーム効果」といって、お洋服と着こなしが相手に与える心理効果です。
営業で成果を上げたいと考えているのなら、商談が終わるまではきちんとした服装が望ましいでしょう。
そして商談が終わって雑談する時、お客様がラフなスタイルなら、ジャケットを脱いで服装の重厚感を弱める。
そのほうがフランクに話せて関係性を構築しやすくなりますよ。
(※これは服装の雰囲気を近づけることで、心理的な距離感を縮める狙いです)

生命保険のトップセールス(MDRTやTOT等)にスリーピース着用者が多いのは、こうした心理効果の緩急を使う為なのかもしれませんね^^
クールビズに最適なアイテムの選び方
お客様と会う時は、信頼感を与える為に「ジャケット・ネクタイ着用」が基本です。
信頼感がある見た目をキープしながら、快適性を高める工夫をしていきましょう。
その為に通気性が良い素材や、薄手で熱がこもりにくいモノを選ぶことがポイントです。
それではクールビズに最適なアイテムの選び方を紹介していきます。
暑さ対策は素材選び。スタイル作りのご参考にしてもらえると幸いです。
①涼しい生地感のスーツ
スーツに使われるウール(羊の毛)は、断熱性が高いので実際は涼しいです。
直射日光や外気の暑さをカットするという良さを持っており、衣服内の温度を一定に保ってくれますよ。
但しそれでも汗はかくので「熱を逃がす為の通気性」が重要。
通気性を確保する為に、平織り生地のスーツを選ぶようにしましょう。
平織り生地は、夏に適した良さをたくさん持っています。
- 薄手で通気性が良い
- 肌にベタつきにくい
- ツヤ感が控えめ
- 単品着用しても違和感がない
- シワに強く、シワの復元力が高い

糸と糸の隙間が大きい為、熱や湿気が逃げやすい。風が衣服内に入ってきやすいです。
(※隙間がわかるような撮り方をしています。実際着用してる時はこんなに透けて見える事はありません)
着ているスーツが暑いと感じる人は、
肌にまとわりつきやすい綾織り(あやおり)の生地を着ていないか?チェックしましょう。
綾織りは表面がツルっとしていて上品な見た目ですが、湿気で肌に張りつき通気性が悪化しやすいからです。
ポリエステル混もシワには強いですが、吸湿性が悪いので涼しく感じにくいです^^;
②通気性に優れるジャケット

ジャケットでオススメなのは「ホップサック」という生地のジャケット。
粗い織り目をした平織り生地で、通気性が良いだけでなく、高い防シワ性も持っています。
手に持っても熱がこもりにくいですし、シワが気にならないので持ち運びもラクチンです。
リネン(麻)が混じった生地もクールビズに最適。見た目の涼しさもアップします。
リネンは通気性を保つ以外に、細菌の繁殖を防ぐ特性があるので、不快なニオイを発生させたくない人にもオススメです。
③スタイルよく見えるトラウザーズ
クールビズ用の単品トラウザーズを持っておくのもオススメです。
通気性に優れるジャケットと合わせれば、スーツより軽快感があるジャケパンスタイルを楽しめます。
生地は平織りを選びましょう。熱や湿気がこもりにくく、シワの復元力も高いのでお手入れもラクですよ。
④清涼感あるシャツ

クールマックスという素材を使ったシャツがオススメです。
これは綿100%の生地より汗を速く吸収・発散し、体の湿度と温度を快適に保ってくれる素材。そのスピードは5倍速いそうです。
汗は発散される時に身体の熱を奪うので、「汗の吸収・発散が速い=涼しく感じるのが速い」というワケです。
ちなみにクールビズ期間は、ホリゾンタルカラーやカッタウェイカラーが増えますが・・・
この襟型のシャツをジャケットと合わせる時は注意が必要です。
ジャケットとのバランス次第で、ノーネクタイの見映えがイマイチになる恐れがあるからです。
⑤夏向けのネクタイ

ニット編みのネクタイは、涼し気な見た目でクールビズに最適です。
シャツから外してクルクルっと丸めても、シワが目立たないので持ち運びもラクですよ!

ニットタイはカジュアル過ぎるかも?
という人は、シルクシャンタンのネクタイはいかがでしょうか。
ちょっと変わりダネですが、シルク100%とは思えない素朴な表情が新鮮ですよ。
補足:暑い時の対策
快適に過ごせる素材を選んでも、暑い時はやっぱり暑い!^^;
そういう時は自分なりの暑さ対策を心掛けるしかありません。
お客様と会う時以外は、次に挙げる暑さ対策のアイディアを取り入れてみましょう。
- ネクタイを外して鞄に入れる
- 長袖シャツの袖をまくる
- 水筒を携帯して水分補給
- 顔拭きシートで汗と皮脂汚れを落とす
- オフィスにジャケットを置いておく
いろいろ書きましたが・・・それでも「やっぱつれえわ(FF15、笑)」という人は、
着こなし以前にあなた自身の素の魅力を高めてみては?
素の魅力を高める事ができれば、服装が多少ラフでも好感度を高くする事が可能です。
好感度と涼しさを両立したスタイルを構築しよう
営業マンのクールビズは、ただラフに着こなすだけではもったいない。
お客様に好印象を与える着こなしを実践し、ユニフォーム効果の恩恵を受けましょう。
商談を済ませた後は状況に応じて暑さ対策していきましょうね。
最後にポイントのおさらいです。
- お客様と会う場面では失礼のない着こなしをする
- 移動中やオフィスにいる時は着崩してもいい
- 熱を遮るスーツや通気性の良いシャツを着る
営業活動とうまく折り合いを付けながら、涼しいスタイルでお過ごしくださいね。
今回の記事があなたのスタイル作りのお役に立つと嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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