シワシワのシャツを伸ばすアイロンのかけ方(カジュアルシャツ向け)

リフォーム・お手入れ方法

こんにちは!お洋服ブロガーのYuukiです。今回の記事は、

  • カジュアルシャツをアイロンがけする意味あるの?
  • シワシワにならない洗濯方法ないかな?
  • お気に入りのシャツを手入れして長持ちさせたい!

というお悩みをスッキリさせられる内容になっています。

 

今回はミリタリーシャツを事例に、アイロンのかけ方を解説しています。

着る頻度が多いシャツを状態良く保ったり、清潔感がある見映えを楽しみたい方はぜひお試しください^^

 

Yuuki
Yuuki

当記事は情報量がたっぷりです。

目次を見て必要なところをご覧くださいね。

実践編に写真をたくさん載せています。

アイロンがけする時にわからないところだけ流し見してもらえればOKです。

 

カジュアルシャツをアイロンがけするメリット

手間に見合うだけのメリットはあります。

なぜなら清潔感が感じられる見映えになりますし、シャツの形や全体のシルエットがキレイに見えるからです。

 

上の写真はアイロンをかける前とかけた後の比較なんですが・・・

襟・カフス(袖口)の雰囲気や、生地の表面積が違ってきます。どちらにもそれぞれの良さがあるんです。

 

アイロンをかける前はシワシワですが、素材の味やナチュラルな雰囲気が楽しめます

襟・カフスはペタッとしていますが、これはこれでヴィンテージのような着込んでる感じが出ます。

 

アイロンでシワを伸ばすと、生地のハリが出て清潔感がグッと増します。

襟・カフスはふんわりとした丸みを帯びていて、自然と身体に沿うので着心地が良いですね~

表面積が大きいオーバーサイズシャツの良さも活かしやすいです。

 

出典:何故シワが出来るのか?

他に見逃せないメリットが生地の傷みを抑えてくれるところ。

お洋服のシワは、身体を動かした時に「生地組織の糸の位置がズレるからできます」

組織からズレた糸は摩耗しやすい。つまり、擦り切れたり色落ちの原因になるワケです。

 

シャツの襟がよくある事例です。

先ほどの図で見ると、折り曲げられた事で組織の一部が飛び出ています。だから摩耗しやすいのです。

襟は構造上しかたないのですが、肘とか背中はお手入れで摩耗スピードを抑えられますよ。

 

以上、カジュアルシャツをアイロンがけするメリットでした。もう一度まとめると、

  • 生地のハリが出て清潔感が増す
  • 襟・カフスが身体に沿う
  • 着心地が良くなる
  • シルエットがキレイに見える
  • 生地の傷みを抑えられる

といった感じで、手間に見合うだけのメリットがあります。

シワを伸ばすか?はスタイルやお好みに合わせて選びましょう。

 

準備編

アイロンがけの準備と、シャツのシワ取りの手間を省くコツを解説しますね。

 

①準備物

①アイロン:スチーム機能付きが便利
②アイロン台:シワを伸ばしやすい
③洋服ブラシ:埃や糸くず等をはらう
④霧吹き:頑固なシワは水の力で解決!
⑤当て布:テカリ防止。ハンカチでも可
⑥ハンガー:シャツを冷ます為に使用

 

①~③はAmazon。④~⑥は100均で揃えられますよ。

 

シワを伸ばしやすくなるので、表面が平らなアイロン台があると便利です。

 

②アイロンの設定温度について

アイロンの設定温度は「生地の素材によって変わります」

  • 高温:綿、麻
  • 中温:ウール(主にネルシャツ)
  • 低温:ナイロン、アクリル

 

設定温度は品質表示ラベルを見ると確認できます。

(※写真のシャツは表示がありませんでした。綿素材なので高温です)

 

③生地を傷めない為の心構え

アイロンで生地を傷めない為に、次のポイントを覚えておいてくださいね。

  1. 設定温度を守る
  2. 当て布を使う
  3. アイロンをグッと押し付けない
  4. 素材によってはアイロンを直接当ててもOKだが、やさしく滑らせること

 

④シャツのシワ取りの手間を省くコツ

実は「洗濯機で脱水に時間をかけない」のがコツだったりします。

脱水の目安は1分まで。ちょっと水が滴るかな?くらいの状態で干したほうが良いです。

どうしてかと言うと、綿や麻は「濡れていると形が変わりやすい」からです。

濡れている状態でハンガーにかけ、手でシワを伸ばす。それから自然乾燥させるほうがシワが少なくなります。

 

綿や麻は長時間脱水しても、あまり水分が抜けないんですよ。

しかも水分が抜けると、脱水でゴリゴリに入ったシワも”固定”されてしまいます・・・

そう。シワ取りの難易度が上がるという地獄なんです(;´Д`)ヒェェ…

 

実践編

アイロンは以下の順番で進めていくのがオススメです。

  1. 袖・カフス
  2. 前身頃
  3. 後ろ身頃

小さいパーツから始めて、最後に一番大きいパーツというのが基本の流れです。

アイロンでキレイにした箇所に新しいシワが入らないようにする為、とお考えください。

 

ちなみにアイロンをかける前に、こまめにブラシで埃をはらう事をオススメします。

 

と言うのは、以前埃が付いていることに気付かず、アイロンをかけてしまった痛い失敗があるからです^^;

繊維の中に黒い汚れがこびりついてしまいました・・・

 

当て布の使い方

ウールやコーデュロイ等のふっくらした生地は、当て布の使用をオススメします。

綿や麻は熱に強いので当て布がなくても大丈夫です。

(※但し、黒やネイビーといった暗い色はテカリが目立つ可能性があります。気になる人は当て布推奨)

 

使い方を説明しますね。当て布を当てたら、霧吹きで水分を含ませます。

 

アイロンを置いて数秒間プレス。グッと押し込まなくても大丈夫ですよ。

水蒸気の力でシワを取っていきます。

 

ただ綿や麻生地は思ったほどシワが取れません^^;

 

アイロンのスチームで蒸気を当てながら、やさしく滑らせるのが効果的です。

 

このほうが水蒸気の力が効きやすく、シワを取りやすいです。

シャツは日常的にお手入れする回数が多いので、効率を重視したい場合にお試しください。

 

それでは順番に沿って手順を説明していきますね。

 

①襟のアイロンのかけ方

襟を立体的に仕上げる方法です。

お顔周りの印象を良くしてくれるので、キレイに仕上げていきましょう。

 

シャツのボタンをすべて外し、襟を広げます。

写真のように、襟の付け根は緩やかにカーブしています。首に沿うように作られているからです。

 

キレイに仕上げるコツは、一気にやろうとしない事です。

左右の襟先から中心にかけてアイロンを滑らせましょう。

 

縫い目付近に細かいシワが入らないよう、あまり力を入れずに滑らせるのがコツです。

 

オモテ側ができたら、ウラ面もキレイにしておきましょう。

  

②袖・カフスのシワの取り方

袖筒はピシッと伸ばし、カフスはふんわり丸く仕上げる方法です。

袖筒のシワを伸ばすと手の方にストンと落ちやすくなる為、着た時に腕が動かしやすくなりますよ。

 

A.袖の付け根から袖口

小さいパーツから始めると書きましたが、袖筒は先にやっても問題ないです。

カフスはふんわり丸く仕上げるので、作業中に立体感を損なわないよう後に回します。

 

アイロン台に袖筒を広げます。

 

けっこうシワが頑固なので、先に手で生地を押し広げましょう(手アイロンと呼びます)

手で触って下側の生地が伸びているか?確認する目的もあります。

 

袖筒の縫い目側にアイロンを滑らせます。

 

縫い目側のシワがキレイに伸びました!

 

縫い目側から反対側にかけてアイロンを滑らせます。

袖口に向かって細くなるので、少しずつ進めると余計なシワを作りにくいです。

 

袖口には剣ポロという切れ込みがあります。

アイロンを当てると、剣ポロの形で生地が浮き上がってしまう難儀なところです。

 

そんな時は「仕上げ馬(しあげうま)」を使うと便利です!

 

アイロン台に差し込んで・・・

 

仕上げ馬に袖を入れ込みます。

 

そうすれば剣ポロを気にせずシワを伸ばせます。

仕上げ馬はジャケットの袖や、トラウザーズ(スラックス)の腰周りにアイロン当てる時にも便利ですよ!

 

仕上げ馬付きのアイロン台は特別なものではなく、普通に市販されています。

ちなみに僕が使っているアイロン台はニトリです^^

 

仕上げ馬がない場合は、カフス側からアイロンを当てましょう。

剣ポロがビリッ!っていかないように気を付けてくださいね。

 

裏返して、反対側もシワを伸ばしましょう。

 

これで袖筒は完成です!

 

B.カフス

襟と同じ要領で、左右の端から中心にかけてアイロンを滑らせます。

順番は外側→内側がオススメです。ふんわりとした丸みが出やすくなります。

 

お疲れ様でした!もう片方の袖もキレイにしていきましょう。

 

③身頃のシワの取り方

面積が広い身頃をキレイにする方法です。

ポケットの対処方法も書いていますので参考にしてくださいね。

 

C.前身頃

肩から裾へ(上から下へ)アイロンを滑らせていきます。

 

ちなみに前立ての裏側もアイロン当てておくと良いですよ。

着用した際、前身頃が裾に向かってキレイに伸びやすくなります。

 

フタ付きのポケットは、フタとポケット別々にアイロンを当てましょう。

 

ボタンの周りはアイロンの先端で整えましょう。

 

当て布を畳んで下敷きにします。こうするとフタにボタンの形が出にくいです。

 

当て布が身代わりになってくれました。

 

残りの部分は手アイロンで広げるとスムーズです。

 

反対側の身頃も同様の手順で仕上げていきます。

前立ての裏側はボタンを避けながらアイロンを滑らせましょう。

 

D.後ろ身頃

アイロン台に置いて、手アイロンで目いっぱい広げます。あとはスチームでシワを取っていくだけ。

ちなみに僕は内側にアイロンを当てるようにしています。

後ろ身頃は面積が広いので、テカリが出て表面にムラが出るのを防ぐ為です。

 

キレイに伸びると気持ち良いですね!

 

アームホール周りや側面の縫い目は、片方の手で生地を持ち上げてからアイロンを慎重に滑らせます。

ある程度シワが伸びればOK。完璧にやろうとしなくても大丈夫ですよ。

あ!それとアイロンが終わっても、すぐにボタンは留めないでくださいね(シワ対策)

 

④オープンカラー 襟のクセ付け

ミリタリーシャツやオープンカラーシャツ、Gジャン等に使える方法です。

前立ての一部にクセ付けをして、立体的な襟の開きを作ります。

 

アイロン台にシャツを置いて、シワが入らないように伸ばします。

 

シャツの第2ボタンを起点に、前立てをV字に開きます。

 

色を付けた”前立てだけ”アイロンでプレスします。

 

折り目を付けるだけなので軽くでOK。

襟はふんわりとした丸みがあるほうが見映えが良いので、アイロンは当てなくて大丈夫です。

 

反対側もプレスします。

 

クセ付け完了です。

これはオープンカラーの整え方ですが、こういうアレンジにも使えますよ。

 

襟は丸みがあって、身頃は真っすぐ落ちる。清潔感があるシャツに仕上がりました!

アイロン作業お疲れ様でした^^

 

⑤アイロンが終わったら

シャツをハンガーにかけて吊るします。

生地が熱を持っているとシワが入る可能性がある為、しばらく冷ましておきましょう。

吊るしてからボタンを留めれば、身頃に新たなシワを作る心配もありませんよ。

 

スタイルに合わせてシワの有り無しを楽しもう

カジュアルシャツをアイロンがけすると、清潔感がある見映えとなります。

襟・カフスは身体に沿って着心地も良くなりますし、シルエットがキレイに見えるという利点があります。

特に生地をたっぷり使ってリラックスした印象に見せる、オーバーサイズシャツの良さを存分に活かす事ができますね!

他に、痩せて貧相に見えるのをカバーする為にも有効です。

 

「手がかかった服を着ると自信がつく」という言葉があります。

アイロンがけや靴磨きって、正にこういう事だよなぁって思いますね。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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