
こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、
- テニスセーターって何?
- チルデンニットは何が違うの?
- どんなコーデに使えるの?
といった疑問をスッキリさせられる内容になっています。
上品な見た目と、パッと目を惹く色のラインが特長的なテニスセーター。
元々は英国伝統のスポーツ「クリケット」で着用されていたセーターで、現在はアクティブな街着として親しまれています。
個性がハッキリしているので、コーディネートにうまく活かしたいものですね。
そこで今回はテニスセーターの特長や由来、コーデ事例を紹介します。
この記事を読むと、テニスセーターの良さや合わせる視点を知れますよ^^
テニスセーターとは
「ケーブル編みのふっくらとしたセーター」で、Vネック周り等に色のラインが入っています。
クリケットのユニフォームとして着用されるセーターに似ていますが・・・
クリケットセーターがヒップを覆い隠すほどの着丈に対し、テニスセーターは腰辺りまでの着丈と微妙に異なっています。
一般的には「チルデンニット」の愛称で知られていますよ。
特長①Vネック周り等に色のライン
テニスセーターは赤と紺のラインが「Vネック周りや裾、袖口」に入っています。
このラインが爽やかなアクセントになり、着用者を若々しい印象に見せてくれます。
ちなみにラインの色はチームカラーを採用していたようで、赤と紺以外の組み合わせもたくさんありますよ。
コーディネートする上では「ラインが1色」のほうが断然合わせやすいです。
ラインの色が増えると合わせるお洋服の色が絞られる為、色合わせに自信がない人は気を付けてくださいね。
特長②ケーブルステッチ

ケーブルステッチ(縄編柄)が表現されていて、上品な印象に見せてくれます。
例えば冬場、地味見えさせたくない時にインナーに着るといいでしょう。
ヨコ方向に伸縮しやすいので、見た目によらず動きやすいところが良さ。
紅葉スポットを散策したり、肌寒い日のスポーツ観戦など、アクティブに過ごす休日にピッタリですよ。
特長③スポーツ由来のセーター

クリケットやテニスで着用されるセーターですので、スポーティーなカジュアルウェアと相性が良いです。
例えばダッフルコートやピーコート、ポロコート、ダウンジャケット等です。
ところで「スポーツでセーターを着る」って、ちょっと想像しにくいですよね^^;
これは英国の気候に理由があります。
英国は東京と比べると年間平均気温が低く、夏場でも日が暮れると肌寒く感じるほどの気候なんです。
真夏でも最高気温22℃くらい、しかも雨風が多い。だからスポーツであっても屋外ではセーターが必要だったんですね。

太い糸でざっくり編まれたセーターは「バルキーセーター」と言って、重量の割にふっくらしていて防寒性に優れています。
さらに転倒・衝突した際のショックを和らげる役割も持っているんですね!
スポーツ由来なだけあって機能的。
あちこち走り回っちゃう元気なお子様にも良さそうですね。
チルデンニットとどう違うの?
チルデンニットは「テニスセーターの愛称」なので同じセーターですよ。
ウィリアム・チルデンというアメリカの名テニス・プレイヤーが、テニスセーターを愛用していたことから広まった愛称なんです。
緑と黒の市松模様が「炭治郎チェック」と呼ばれるようなものです(笑)
テニスセーターを使ったコーデ事例
特長的な見た目とスポーツ由来の機能性を併せ持つテニスセーター。
ここからはスポーティーな性格を活かしたコーデ事例を紹介しますね。
①スポーツ観戦の装い(スペクテイターズルック)

スペクテイターとは「観戦者」を指します。
元々の意味はアメフトを観戦することですが、スポーツ全般を観戦する時の服装を指すようになりました。
スペクテイターズルックの基本アイテムはダッフルコート。
アイビーリーガーがアメフトやウィンタースポーツを観戦する際、愛用していたんですね。

例えば花園で開催される全国高校ラグビー大会や、2月から始まるJリーグ観戦に使えます。
防寒用に合わせるマフラーはブラックウォッチがオススメですよ。
②アクティブなカジュアルウェアに

バイク → モータースポーツという観点から、ライダースに合わせるのも男らしい着こなしです。
テニスセーターがハードな雰囲気を和らげてくれるので、普通に街着としても使えますね。
スポーティーな襟型であるボタンダウンのシャツと相性良し。
冬の八神探偵カジュアルにもオススメです(服バカ、笑)
テニスセーターで上品で爽やかなカジュアルを楽しもう
英国伝統のスポーツウェアとして嗜まれているテニスセーター。
爽やかな印象に見せてくれる色のラインや、ケーブルステッチの上品な見た目は大人のカジュアルウェアにピッタリです。
試合中にティータイムまであるクリケットに興じる英国紳士が如く、健康的で優雅な休日に着てみてはどうでしょうか?
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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