
こんにちは!ROAD OF STYLEブログ管理人のYuukiです。今回の記事は、
- ビジネスでブレザーを着るのは失礼?
- 季節感はどうやって取り入れる?
- カジュアルに見えないVゾーン例を知りたい
という疑問・ご要望にお応えする内容となっています。
先に結論を申し上げると「ビジネスシーンでブレザーを着るのはOK」です。
ブレザーもジャケパンに使える単品ジャケットの1つであって、ブレザーだから失礼という事はありませんよ。
但しスポーティーなブレザーは不向きですのでお気を付けくださいね。
今回の記事では、ビジネスシーンで失礼にならないブレザーとそのコーデ例を紹介します。
ブレザーの購入を迷われている方はぜひご笑覧くださいね^^
目次
ビジネスシーンでブレザーは失礼?
ビジネスシーンでブレザーを着るのは問題ありません。
職種や業界によってはスーツの方が望ましい事もありますが・・・
ブレザーはスーツにはない強みがありますので、時と場合に応じて使い分けできるといいでしょう。
※参考:ブレザーが1着あるといろいろ助かる説。ブレザーとスーツの違いも解説
但しブレザーもいろいろと種類があります。
すべてのブレザーがビジネスシーンにも使えるワケではないので、次に挙げるブレザーを選ぶようにしてくださいね。
ネイビーブレザーは問題なし

ブレザーは「ネイビー無地の生地で仕立て、金のメタルボタンが付けられている」ものが本格的です。
ブレザーをビジネスシーンでも着たい場合は、このタイプを選ぶようにしましょう。
尚、メタルボタンはシルバーでも大丈夫です^^
スポーティーなブレザーはビジネスには不向き
ブレザーはボートスポーツから生まれた歴史がある為、スポーティーな性格も持っています。
それでオリンピックの選手団がユニフォームとして着用したり、ヘンリーロイヤルレガッタ等のスポーツ観戦で着用されるワケですね。

出典:The History of Blazer – Mullen & Mullen
スポーツシーンで着用されるブレザーは鮮やかな真紅やグリーン、大胆なストライプ柄だったりします。
他にも胸ポケットにエンブレムが付いていたり、パイピングという縁取り(※写真中央の真紅のブレザー参照)が付いています。
こういったブレザーはビジネスには不向きですね^^;
プライベートで大いに楽しみましょう♪
ブレザーを使ったビジネスコーデ例
ブレザーはジャケパンスタイルでの着用が基本です。
つまり合わせるパンツを自由に選べる → スタイルを柔軟に変化させられるという事です。
これはスーツにはない大きな強みと言えます。
・・・が、闇雲に合わせるとビジネスコーデから脱線してしまいますので(汗)
今回は基本的なビジネスコーデを紹介しますね。
基本は濃いグレーのトラウザーズを合わせる

ネイビーブレザーと相性が良いのは、グレーのトラウザーズ(スラックス)です。
特にチャコールグレー等の濃いグレーを合わせると、スタイルが引き締まって見えますよ!
ブレザーに合わせるパンツ、初めの1本は濃いグレーのトラウザーズがオススメです。
明るいグレーは軽快感が出るのでクールビズにオススメですが、幼く見える可能性がある点は要注意。
特に童顔の方は軽薄な印象に見られる恐れもあります(汗)
ブレザーに明るい色のパンツを合わせるのはスポーティーな装いなんです。
代表例がブレザーに白トラウザーズを合わせるスタイル。
真夏は爽快感があってステキですが、基本コーデとしては濃いグレーのトラウザーズが安定します。
季節に合わせて素材を変えられるとGOOD
ブレザースタイルで季節感を出したい時は、ブレザーとトラウザーズの素材を変えるようにしましょう。
素材選びに自信がない方はショップ店員やフィッター、パーソナルスタイリストにアドバイスをもらってくださいね。
春夏シーズン
- ブレザー:サマーウール、ウールモヘア、リネン(麻)
- トラウザーズ:サマーウール、コットン
秋冬シーズン
- ブレザー:フランネル、カシミヤ
- トラウザーズ:サキソニー、フランネル
ご自身で素材の勉強をしたい方は、メンズ・ウェア素材の基礎知識をご一読されることをオススメします。
テーラリングに関する素材、特にウールはこの本を読むと理解が深まりますよ!
オーダーでお洋服を仕立てるのがお好きな方はぜひご覧くださいね。とりあえず書店で立ち読みしてみましょう(庶民発想でスイマセン、笑)
余談:ブレザーボタン雑学

ブレザーと言えばキラリと輝くメタルボタン!
オーダーでお好みのボタンを選んだり、自分でボタンを買って付け替えるといった楽しみがあります♪
基本は金・シルバーですが、他にも次のような選び方がありますよ。
- 夏用ブレザー(リネンやシルク生地) → 白蝶貝のボタン
- イタリア → 生地と同系色のボタン
ブレザーのビジネスコーデ(Vゾーン例)
最後にブレザーのVゾーン事例を紹介します。
ブレザーはジャケパンスタイルである事から、スーツより柔らかい雰囲気に見える良さがあります。
その反面、Vゾーン次第でカジュアル感が強まりやすい一面もある為、落ち着いたVゾーンを意識するようにしましょう。
①童顔の人は無地タイで引き締める

童顔の人は明るい色や大柄のネクタイを合わせるより、濃色の無地タイで引き締めるスタイルがオススメです。
メタルボタンの存在感が強いので、これくらいシンプルにしても地味見えしませんよ。
クールビズの時はニットタイに変えるのも効果的です。
※参考:ビジネスで使えるニットタイの選び方&ニットタイが有効な場面について
②補色を意識して若々しい雰囲気に

補色と言うのはお互いを鮮やかに見せる配色の事です。
ネイビーとイエローが正にそうで、ブレザーに金ボタンが相性良いのも補色の関係だからです。
これにならってネイビー地に黄色の柄ネクタイを合わせると、お顔映りが明るくなって若々しい雰囲気に見せられますよ。
ネクタイの色や柄の色で補色が狙えないか?コーデ作りのヒントに活用してくださいね。
③華やかさを出したい時は小紋柄を

小さなモチーフが並んだ小紋柄ネクタイはブレザーと相性良し。
小紋柄はスーツに合わせると地味に感じるかもしれませんが、ブレザーだと程よい足し算になってくれます。
尚、ネクタイのベースの色はネイビーかグレー系がオススメです。
ブレザー or トラウザーズに近い色みの方がまとまりが良く、カジュアルに見えにくいからです。
他に合わせやすいネクタイの柄や、少しくだけたビジネスカジュアルの事例を知りたい方は次の記事をご笑覧くださいね。
※参考:紺(ネイビー)ブレザーに合うネクタイ7選。今日はどれにする?
ブレザーを柔軟に使いこなそう
ブレザーはスーツとは違い、スタイルを柔軟に変化させられる優位点を持っています。
初めは濃いグレーのトラウザーズを合わせるスタイルから入り、必要に応じて合わせるパンツを増やしていきましょう。
ビジネスシーンでブレザーを着るのは問題ないので、安心してブレザーを選んでくださいね。
今日もROAD OF STYLEブログをお読みくださり、ありがとうございます^^