言われた時は傷付いたけど僕を高めてくれた言葉

STYLE MAKING

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。

昨日「紳士はファッショナブルではなくスタイリッシュであれ」という記事を書いたところ、思った以上にたくさんの人に読んでいただけました。

ブログを読んでくださり、ありがとうございます!

 

昨日シェアした言葉は思想的なものや、装いの指針となるものが多く、どちらかと言えばマインドセットに近い内容でした。

ですので、実感が湧かないなぁという人もおられたかもしれません^^;

そこで今回はもっと生々しくて、人に言われたら心をエグられるような言葉をシェアしたいと思います。

 

今回シェアする言葉はすべて「僕が実際に人から言われた言葉」です。

だから思い出すとツライ気持ちになったり、恥ずかしさ、情けなさ、悔しさといった感情があふれてきます。

ですが、そうした言葉を言われたから気付けた事があるのも事実。

結果的に僕を高める糧になっています。

 

「誰かの経験を知る事で自分を見つめ直す」代理経験として、ご笑覧くださいね^^

 

 

傷付いたけど僕を高めてくれた言葉

言われた時は傷付いたし、イラっとしたし、そんなつもりないのにと落胆したり。

100人いれば100通りの感じ方があります。

自分は良いと思っていても、見る人によって印象は全然変わってくる。

そんな厳しさやツラさを痛感させられた言葉です。

 

①肩合ってないじゃないですか(笑)

これは以前着ていたジャケットに対する悪口です。

僕がMTM(オーダー)でいろんなお洋服を作って、体型補正の実践研究をしていた時ですね。

ゼニアのVIPイベントでスペシャリストに採寸してもらい、70万円のスーツを仕立てた知人に笑いながら言われました。

 

そのジャケットには「たすきジワ」という肩のシワが見られたのは事実です。

ただ人から嘲笑うように指摘されたのは初めてで、かなり不愉快な気持ちになった事を覚えています。

自分が提供するMTMでお客様が同じような気持ちにならないよう、もっと腕を磨こうと誓いました。

 

②裾からなんか見えてますよ(笑)

これもMTMで仕立てたシャツに対する悪口です。

①と同じ知人に、これも嘲笑うように指摘されました。

 

見えていたのはシャツ裾に付けられたラベル。

着丈が短くてボタンが1個少ない(※通常7個)のが原因でした。

知り合いの店で仕立ててもらったシャツなので、自分だけでなく知り合いもバカにされた気がして腹が立ちましたね。

この経験もお客様にイヤな思いをさせないための想像力に役立っています。

 

③靴下履いてないじゃないですか

これは紹介で参加した異業種交流会で、初対面の人に言われた言葉です。

アンクルソックスを履いていたのですが、靴に隠れて見えなかったのでしょう。

もしくはビジネスでくるぶしを見せるなというご指摘だったかもしれません。

これはTPOに対する配慮不足だと反省しました。

 

服飾の人間にとってはアンクルソックス+革靴は、よくあるスタイルですが、

違う業界の人からしたら「そんなの知るか」ですよね^^;

20代の時のアホだなぁ~と笑ってしまうニガイ経験です。

 

④自慢すんなよ

これは会社の飲み会で、当時の社長に言われた言葉です。

会話の中で先輩から「ゆうきくん、いつもお洒落なシャツ着てるよなぁ」と言われ、

「ありがとうございます!オーダーシャツなんですよ」と返した直後に、言われた言葉だと記憶しています。

 

自慢するつもりはなかったのですが、社長にはそういう風に見えたという事。

もしかするとあなたの周りでも、何を言っても自慢っぽく聞こえるという人がいるかもしれませんね。

もし自分がそんな風に見られていたらと思うと(ゾゾゾ~~^^;)

相手に与える印象のフクザツさを痛感させられます。

 

今振り返ると、当時の精神性が未熟だった事が原因だと思います。

社長から見れば生意気なヤツだったでしょう(※すいませんでしたm(_ _)m)

飲み会の場でテンションが上がっていたとはいえ、それでも恥ずかしい失態です。

 

⑤めっちゃO脚やん(笑)

これは以前勤めていた某英国スーツブランドの店長に言われた言葉です。

人をいじって笑い物にする、品がない言動が目立つ店長でしたが・・・

配属されて日が浅い時に、スタッフ全員の前で指摘されて笑われたのは素直にショックでしたね。

 

確かに僕はO脚です。

その事を自分で言うのはまだしも、他人が堂々と言っていい事ではないと思います。

ただ、悔しいですが相手がどう思うか?何を言うか?はコントロールできません。

 

自分にコントロールできる事は、O脚が目立たないフィッティングを学ぶ事。

O脚を矯正するようなトレーニングを積む事。何を言われても動じない事。

そして他人のコンプレックスを自分が気安く言いふらさない事です。めちゃくちゃ失礼ですからね。

 

⑥今のは品がなかった

これはスーツ系セレクトショップで働いていた時に、マネージャーから受けたフィードバックです。

当時の僕はユーモアでお客様と仲良くなろう!という接客姿勢でした^^;

あぁ~~!もうめちゃくちゃ恥ずかしい話なんですが、そうなんです、過去の事実です(泣)

 

これは振り返るまでもなく言葉通りでしょう。品なんてあるワケない。名倉やないかい(言いたいだけ)

お客様と関係性を作るのは確かに大事です。

だけど、そういうやり方じゃないんだぞ!と、昔の自分に言ってやりたいですね。

まずはプロとしての信頼獲得。関係性はその後、自然とできていくんです。

 

⑦(小声でそっと・・・)

「鼻毛出てるぞ」

昔は軍隊のような社風で、社員が大量に入っては辞めていくという、某コ〇サのトレーナーに言われた言葉です。

もうサイアクですよね・・・そうなんです、学生上がりのクソったれな青二才の僕がやらかした大失態です(´;ω;`)

 

仕事に付いていくのに必死で、自分のセルフケアすらまともにできないくらい余裕がなかったです。

そんな僕を見かねたトレーナーから試着室に呼び出され、2人きりの空間で小声で気付かせてくれました。

いつもは会って二言目には説教という鬼トレーナーでしたが、この時ばかりは僕をなるべく傷付けないように配慮してくださったと思います。

 

この時の優しさは本当にありがたかったです。

出来損ないと散々罵られたコ〇サでのあたたかい思い出の1つです。

Sさん、本当に感謝しています。あれから鼻毛チェックは毎朝徹底しております。

 

スタイル作りに終わりはない。生涯高め続けよう

他にもスーツ細すぎひん?ネクタイ長くない?ボウズ似合ってんな(笑)とか、数え出したらキリがないです^^;

罵倒されたり、コンプレックスを笑われたり、真摯なご指摘だったり。

言われた当時は傷付きましたし、めちゃくちゃ凹みましたが、おかげさまで少しはマシになれたと思います。

 

すべての人に良い印象を与える、というのは実現不可能なテーマかもしれません。

年齢や性別、立場やTPO、価値観といった様々な要素で「どう見られるか?」は変わりますからね。

それこそスーツなんて着ない原住民族が良い例でしょう(※まず会う事ないけど)

 

だけど自分の目の届く範囲の、何かしらの交流がある人に対しては追究できるハズ。

だからスタイル作りに終わりはないと考えています。

生きている限り、ずっと。

自分を高め続ける事が人生を切り開く道なんだと思いますよ。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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