アイビーのカーディガン。定番を知り、遊んでみるのもおもしろい

大人のカジュアルガイド

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、

  • アイビーの定番カーディガンって何?
  • どんなカーディガンを選べばいい?
  • ラインカーディガンのコーデ事例を見たい

といった疑問・ご要望にお応えする内容となっています。

 

今回はユニークな解釈で、本来のアイビーから見ると邪道かもしれません^^;

「スタイルの定番を知ったうえで遊んでみる」をテーマに、

お洋服の楽しみ方を広げるためのアイディアを書きました。

こういう発想もおもしろいかもな~という、カジュアルな気持ちでご笑覧いただけると幸いです。

 

 

アイビーの定番カーディガン

アイビースタイルに欠かせないカーディガンと言えば「レタードカーディガン」

レターというのは、大学などの学校名やクラブ名の頭文字。

例えばハーバード大学ならH、ダートマス大学ならD。

その形にデザインされたフェルトワッペンが施されているので、レタードの名が付いています。

 

レタードカーディガンとは

生地は肉厚なニット地で、6つボタンが基本形。

レターは左前身頃のポケット上に施されます。

カレッジカラーで作られるところ、左袖に2本のラインが入るところが特長です。

バッジや刺繍は功績を示していたり、学生が自由にカスタムしたデザインといわれています。

 

レタードカーディガンは、元々は大学やクラブチームの選ばれた生徒だけに与えられていました。

カーディガンに記される文字や記号は、言わばチームの象徴のようなもの。

だからレタードカーディガンを着る → 母校を代表することを表しているんですね。

 

主にフットボールや野球部の選手が着用しますが、他にユニフォームとして着ていたのはチアリーダー。

中でもダボダボのカーディガンを着ている女の子は、彼氏のカーディガンを着ていたんだとか。

「フットボールチームの彼氏がいる」という、周囲へのアピールだったそうですよ~

 

彼女が貸してとねだったのか、彼氏が意図的に着せたのか。

微笑ましいような、うらやまけしからんような話ですね(笑)

ゆうき
ゆうき

アオハルだわ( ´ー`)y-~~

 

 

あ。レタードカーディガンがよく着られていたのは、1950年代後半~70年代。

現在は新しく生産されるモノが少なく、主な入手方法は古着メイン。

それゆえ状態が良いモノを見つけるのは根気が必要ですし、アメリカサイズという壁、希少性が高いので高価^^;

と、手に入れる難易度が高いです。

 

元々優秀な成績をあげた生徒だけが着ていたお洋服ですので、手に入れにくい点も1つの価値と言えるでしょう。

こういった特性や歴史が、レタードカーディガンの良さというワケです。

 

レタードカーディガンの代替案

入手難易度が高いレタードカーディガンの代替案ということで、「ラインカーディガン」はいかがでしょうか?

これはレタードという定番を知ったうえでの、ちょっとした遊びの提案です。

だから冒頭でユニークな解釈というか、本来のアイビーから見ると邪道かもと書いたワケです。

 

ご参考に、写真のラインカーディガンはB&Yユナイテッドアローズ製です。

白のパイピング(縁取り飾り)が付いたスポーティーな仕様ですが、

パイピングがないモノを選んでも大丈夫ですよ(※そのほうが合わせやすいかと)

 

ラインカーディガンについて

カンタンに言うと、レタードカーディガンの「レター無しバージョン」

アクセントが左袖のラインに絞られる為、レタードより気軽に着やすいです。

さらに古着以外でも見つかるので入手難易度は低いですよ。

(※レタードカーディガンの有名メーカーであるスクーカムも、レター無しのラインカーディガンを販売しています)

 

ラインカーディガンの良さは次の3つです。

  1. 若々しい雰囲気
  2. カレッジカラー
  3. レタードにカスタムできる

それでは1つずつ見ていきましょう。

 

良さ①若々しい雰囲気

コントラストのある色のラインが入る事で、無地より若々しい雰囲気が出ます。

ボタンダウンシャツとニットタイは1950年代アイビーのオマージュ。

ブレザーを羽織るのが定番ですが、あえてラインカーディガンでリラックスするのも良いでしょう。

 

袖のラインはディレクター巻きや、たすき掛けした際のアイキャッチにもなります。

マドラスチェックシャツのような多色使いの柄から、複数の色を拾う事ができるので、シャツの華やかさを抑える効果が高いです。

 

良さ②カレッジカラー

↑ハーバードはクリムゾン。

カーディガンの色を選ぶ時、大学のカレッジカラーを意識するのも楽しみ方の1つ。

大学によって様々なカラーリングがあって、これはアイビーを楽しむうえで欠かせない視点ですよ。

 

レタードカーディガンの価値を左右するのは色だとも言われています。

カレッジカラーを意識した配色のラインカーディガンもあるので、こだわってみると良いでしょう。

※参考:スクールカラー – Wikipedia

 

良さ③レタードにカスタムできる

レターのワッペンを付ければ、レタードカーディガンにカスタムできるところも良さの1つです。

自分のイニシャルや、所属しているチームのレターを付けて、オリジナリティを出してみるのも粋でしょう。

 

古着のレタードカーディガンには、大学の頭文字以外のワッペンが施されているモノも多くあります。

これは学生たちが自由にカスタムを楽しんでいた証なんですね。

皆が似たような服装・・・いわゆる量産型が増えている現代において、カスタムは個性を表現できる手段ではないでしょうか。

 

僕はポケットの上にワッペンを付けようかと考えています。

ブログ名をとってRSとか、エンブレムを付けるのもおもしろいかなぁと。

 

定番を知り、遊んでみるのもおもしろい

今回はアイビースタイルの定番「レタードカーディガン」の解説と、レタードの代替案を書いてみました。

スタイルの定番を知ったうえで遊んでみる、という変化球でしたがΣ(^∀^;)

今回の記事がカジュアルを楽しむヒントになると嬉しいです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました