
こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。
いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。
今回は「映画トロイの英雄から男の魅力を学ぶ」と題して、英雄の見習いたいところをレポートします。
歴史・バトル映画として楽しめるトロイですが、視点を変えると魅力を磨くヒントが盛りだくさん。
英雄たちの強さは、地位や年収といった社会的な魅力では磨けない「自分の内なる魅力」を高める良いお手本ですよ。
僕も久しぶりに観て、いろいろ得る教訓があったのでシェアしたいと思います。
- 自分の信念を持ちたい
- 精神的に強くなりたい
- 女性にモテる男らしさを知りたい
- 礼節をわきまえた人間になりたい
といった気持ちがある人は、英雄の魅力を参考になさってくださいね^^
映画トロイの英雄から男の魅力を学ぶ
トロイ(Troy)は2004年のアメリカ映画。
古代ギリシャのトロイア戦争を元にした歴史戦争映画です。
トロイとスパルタの間に和平が結ばれた時、トロイの王子パリスはスパルタの王妃ヘレンと恋に落ちる。
そしてパリスは、駆け落ち同然にヘレンをトロイへと連れ帰ってしまう。
これが後に、トロイとギリシャ連合軍との戦いに発展するとは知らずに・・・
ギリシャ最強の戦士アキレスは歴史に名を残す為。トロイ軍の総大将ヘクトルは祖国を守る為。
それぞれの想いや人間性を強調して描いた作品となっています。
今回はアキレスとヘクトルを中心に、見習いたい魅力をレポートします。
アキレスの魅力
演者:ブラッド・ピットさん
ギリシャ軍最強の戦士。どこの国にも所属していない一匹狼。
自分や兵士を駒としか見ていない王アガメムノンに不満を抱いており、「俺の王じゃない」と平気で口にする猛者。
アガメムノンにとっても自分に従順ではなく、ギリシャの同盟を壊す脅威として目の敵にされている。
①個の強さ
アキレスの見習いたい点は「個の強さ」でしょう。
祖国の為に戦うヘクトルとは違い、アキレスが戦う動機は自分の名を残す為。
それでも抜群の存在感を見せてくれるところに、純粋な個人の強さが感じられます。
これは戦い以外の場面でも顕著に見られます。
例えばアガメムノンに対しても、全く緊張せずに堂々としています。
「無礼にも程があるぞ」と言われて「なら自分で戦え」と返すシーンは強烈!
現代だといくつものグループ企業を束ねる大社長みたいな人ですよ?そんな大物相手でも動じないところはカッコいいです。
アガメムノンに対する振る舞いを、そのまま真似するのは良くないですが(汗)
相手によって態度を変えないところ、自分を曲げずに堂々としているところは見習いたいですね。
魅力的な女性の前ではイエスマンになったり、格下と見ている人には威圧的になる人がいますが・・・
相手によって態度がコロコロ変わるのは魅力的ではないでしょう^^;
アキレスのような振る舞いを身に付けるには、自分を信じる事が必要です。
そして、もう1つ大切なのはネガティブが少ないという事。
これは自信を失くす要素や悩みを日々減らす努力が必要でしょう。
②女性にモテる
アキレスはとにかく女性にモテる人物。

初登場の場面、美女2人と全裸で寝てたのはインパクト大でした。
しかもこの場面、アガメムノンに指名で呼ばれている時ですよ?
ギリシャとテッサリアとの戦いで、最強の者同士を戦わせて決着を付けようという展開になります。
テッサリアはボアグリアスという身長208cmの大男を指名。アガメムノンはアキレスの名を叫ぶが、なぜか戦場にいない。
それで使いの者が呼びに行ったら寝てるという・・・ホント規格外Σ(^∀^;)
作中、アキレスはトロイの巫女ブリセイスと親密な関係になります。
ブリセイスはトロイ王家の者(※ヘクトルの従姉妹)で、巫女になってトロイ中の若者が嘆いたという美女です。
現代だと新垣結衣さんみたいな女性をイメージするとわかりやすいかと。
2人が初めて対峙した場面で、アキレスの女性慣れした言動を見られます。
アキレスが「名前は?」と尋ねてもブリセイスは答えず、
「巫女にも名前くらいあるだろう?」と言ってもブリセイスは一切答えません。
ブリセイスも自分をしっかり持っている芯の強い女性なんですね。
それでもアキレスは特に動じる事もなく、普段通りの平静な表情を保ったまま、
「王家の者だな?男を見下し慣れてる」のひと言。
そして、そっと近づいてブリセイスの髪の毛の匂いを嗅ぐ、という流れです。
この場面だけでモテる要素を読み取るのは難しいかもですが、アキレスの態度や振る舞いに見習いたいポイントがありますよ。
例えばブリセイスに尋ねても無視されるワケですが、それでも一切動じないところ。
女性に声をかけて無視されたら「あれ?気に障ったかな?」と気になり、表情に動揺が出たりするものです。
これは恋愛経験が少ない人ほど顕著に表れますよね^^;
だけどアキレスは”どっちでもいい”といった表情なんです。
好かれたいとか良く思われたいといった下心がない。だからどんな反応をされても動じないんですね。
さらに「男を見下し慣れてる」と、どちらかと言えば相手を貶す言葉まで使います。
僕は女性慣れしてるなぁ~と感じました。
これら一連のやり取りでは、あくまでもモテる男の片鱗しか見られません。
ですが、結局のところ「①個の強さ」と連動している要素です。
相手によって態度を変えないところ。自分を曲げずに堂々としているところ。
1つだけ確かなのは、女性はヘタレには魅力を感じないという点。これは現代にも共通しています。
ヘクトルの魅力
演者:エリック・バナさん
トロイの王子でパリスの兄。トロイ軍の総大将であり、トロイ最強の戦士でもある。
ヘレンを連れてきたパリスに激怒するが、戦争は回避できないと悟り、祖国を守る為に前線に立つ。
ヒゲが濃くてもカッコいい真のイケメン。自分がそうじゃないのでよくわかる(※決して書いてて悲しくなったワケではないです、笑)
③人の上に立つ者の強さ
ヘクトルの見習いたい点は「人の上に立つ者の強さ」でしょう。
この点がアキレスとは対照的で、2人の魅力の違いが如実に感じられるところです。
だから”観る人の年齢や立場によって惹かれる人物が変わる”と僕は思っていて、
誰に惹かれたか?でその人の価値観や信念も理解できるような気がします。
ちなみに昔トロイを観た時はアキレスに惹かれましたが、今回はヘクトルに一番惹かれましたね。
- 兄としての強さ・優しさ
- 国を背負う者の使命感
- 家族を大切にする愛情
- 正々堂々としているところ
- 敵に対しても礼節を重んじる
「私は明快な掟に従って生きてきた。”神々を敬い、妻を愛し、祖国を守れ”」
ギリシャ連合軍の上陸を防ぐ為に、招集した守備隊を鼓舞する時のセリフです。
ヘクトルはトロイの登場人物の中で、最も苦悩した人物だったでしょう。
ヘレンをトロイに連れて帰れば戦争になる。船で帰そうと考えるが、そうすれば弟パリスも後を追い殺されるだろう。
しかし弟の為に民を犠牲にするワケにもいかない。それに戦争をすればアガメムノンも攻めてくる。
だが、おそらくこの戦争は勝てない。いったいどうすれば・・・
すべて丸く収まる選択肢は1つもない。だけど選ばないといけない。
このように苦悩しながらも、使命感を持って立ち向かう姿から、人の上に立つ者の強さが見てとれると思います。
④愛に溢れている
ヘクトルは愛に溢れた人物でした。
弟パリスや愛する家族、そして亡くなった敵軍兵士に対してもです。
ヘクトルはヘレンを連れてきた弟パリスに激怒しましたが、結果的に弟の願いを聞き入れます。
またパリスがメネラオスと決闘して傷を負い、プライドを捨ててヘクトルの足にしがみついてきた時、
パリスを侮辱するメネラオスに「私の弟だ」と言い、斬りかかってきたメネラオスを倒します。
この場面では弟に対する愛と、兄の強さを感じられましたね。
この直後、決闘の約束を破ったとしてアガメムノンがギリシャ連合軍を進軍。
これに対しトロイは、敵軍を十分に引き付けてから弓で攻撃。
矢の雨で敵兵はバダバタと倒れていき、ついにはギリシャ連合軍を退却させる事に成功します。
この時ヘクトルは深追いせず、部下に「負傷者の救護を。使者を送り死体を引き取らせろ」と指示。
部下は「甘すぎませんか?」と返しますが、その後きちんと実行されています。
映画トロイには亡くなった人を火葬する場面が何度かありますが、
戦士の中で敵に対しても礼を尽くそうとする姿勢を見せたのは、唯一ヘクトルだけでした。
現代でも礼節を重んじる人は魅力的ですよね。
“してやってる”のような押しつけがましさがなく、相手の事を考えて礼を尽くす。
相手に対する敬意を示す礼節は、人の上に立つ者になくてはならない資質でしょう。
英雄から男の魅力を学び、自分を進化させよう
トロイは2004年の映画ですが、今観ても得られるものがたくさんあります。
ちなみに今回は書いてませんが、トロイの王プリアモスの「アイコンタクトの強さ」も見どころですよ!
特にアキレスと話す場面のアイコンタクトは、さすが王様だなと感心する強さ。ほとんど瞬きしていません。
人の上に立つ役職や立場の人は、ぜひ見習ってほしいポイントです。
今回のレポートを参考に、改めてトロイを観ると新たな気付きが得られるハズ。
すこしでも素の魅力を磨くヒントになると嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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