セットアップにオススメの機能性生地|伸びる洗える折り畳める!

STYLE MAKING

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、

  • セットアップ作りに興味がある
  • どんな生地が使いやすい?
  • 着心地も手入れもラクな生地が良い

といった疑問・ご要望にお応えする内容となっています。

 

セットアップは「トップスとボトムスがセットになったお洋服」

特にジャケットとスラックスのセットアップは、セットで着るとスーツとしても使える優れモノ。

パジャマスーツやワークウェアスーツを見て、着てみたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、セットアップを作るなら機能性生地がオススメですよ!という提案を書きました。

カンタンに言うと「伸びる洗える折り畳める」セットアップを作れる生地。

僕も自分用に購入し、現在仕立ててもらえる工場を探している最中です(※どこでも縫えるワケではないので)

機能性生地の良さを知りたい人は、ぜひご笑覧くださいね^^

 

 

セットアップにオススメの機能性生地

機能性生地とは「ストレッチ性があるとか、洗ってもすぐ乾くといった実用的な特性を持っている生地」のことです。

今回はセレクトショップのセットアップでお馴染みの、SOLOTEX(ソロテックス)を事例に解説しますね。

 

セットアップにオススメの良さは次の3つです。

  1. ストレッチ性
  2. 自宅で洗える
  3. 形態安定性が高い

 

※セットアップがどんなお洋服か?

イマイチわかっていない人は、先に↓の記事をご笑覧くださいね。

わからないままこの後を読んでも、良さを理解しにくいですよ^^;

 

それでは機能性生地の良さを1つずつコメントしていきますね。

 

良さ①ストレッチ性

生地を引っ張るとグイングイン伸びてくれます。

さすがに360℃あらゆる方向に伸びるワケではないですが、

この性質のおかげで「着用時の動きやすさ」が飛躍的に高まりますよ。

 

こういったストレッチ性を持つ生地は、ポリウレタンという合成繊維が含まれている場合が多いです。

これはゴムのように伸びる繊維ですが、実はそこそこ致命的な欠点を持っています。

それは劣化が早く、伸びた生地が元の長さに戻らなくなるという欠点です。

もしポリウレタン混の生地でセットアップを作る場合、寿命はせいぜい1~2年になってしまいます^^;

 

それに対して、SOLOTEXはポリウレタンが含まれていません。

繊維自体がバネのような分子構造になっている為、それが驚異的なストレッチ性を生み出しています。

そしてポリウレタンよりも劣化しにくい為、より長期の着用に耐えられます。

 

ファストファッションのように、1年着れればいいという人はポリウレタン混。

それよりも長く着用したい人はSOLOTEXを選ぶと良いでしょう。

 

良さ②自宅で洗える

自宅で洗えるのはありがたい良さの1つです。

洗濯ネットを使う、セットアップ単体で洗うといった配慮は必要ですが、

「ジャケット襟の汚れを気にせず着用できる」のは実用的でしょう。

 

ウール生地は洗うと表面がカサカサになる恐れがある為、洗うならクリーニングに出すしか手がありません。

コットン生地は気軽に洗えるものの、ストレッチ性が低かったり、シワ伸ばしに手間がかかります。

 

機能性生地は気軽に洗えて、コットンより乾くのも早い。

さらに形態安定性が高いので、シワの回復力も期待できます。

テレワークや出張時のワークウェアに使いやすいですし、普段のカジュアルウェアとしても申し分ないでしょう。

 

Tシャツの上にジャケットを羽織ると、襟に皮脂汚れが溜まるんですよね(汗)

ゆうき
ゆうき

それでジャケットをダメにしてしまった経験があるので、僕は自宅で洗える点を高く評価しています。

 

良さ③形態安定性が高い

形態安定性とは「洗濯や着用によって伸びたり縮んだりせず、元の寸法を保つ性質」のことです。

型崩れしにくい、サイズが緩くなったりキツくなったりしにくいという性質ですね。

 

ポリウレタンが含まれる生地は、劣化とともにサイズが緩くなってしまう(※生地が伸びたまま戻らないから)

新品の時はカラダに合っていたのに、いつの間にかダボっとしてきたなと。

これはジャージのウエストゴムが「ゆるゆる~(IKKOさん、笑)」みたいなイメージ。

そんな変化が起きるのは困りますよね?

 

形態安定性が高い生地であれば、そうしたリスクが小さいです。

あなたがよほど大きな体重変動しない限り、着用感は変わらないでしょう。

 

 

ちなみに形態安定性が高いと、さらに実用的なメリットがありますよ?

 

折り畳んだ状態から広げても・・・

 

アメイジング!畳みジワが少ないです。

そう!折り畳んでもシワが残りにくいんです。

 

ウール100%の生地だと写真の通り。

アイロンのスチームですぐ戻せますが、それまではどうしようもないです^^;

だからウールだと長時間座ったり、クルマのシートにもたれるのは気を使う人が多いと思います。

機能性生地はウールよりシワが残りにくいので、そうしたストレスも軽減できます。

 

 

・・・以上、良さをまとめると、

  • 動きやすい
  • 劣化しにくい
  • 自宅で洗える
  • 縮んだり緩くなったりしにくい
  • シワが残りにくい

着心地のラクさ、手入れのラクさ、ストレスフリーを求める人に打ってつけと言えるでしょう。

 

機能性生地のセットアップが使える局面

スーツ生地とは違った良さがある点をご理解いただけたと思います。

ここからは機能性生地のセットアップがどんな局面に使えるのか?

という事例を3つ挙げますね。

 

①普段のカジュアルに

上品な大人のカジュアルウェアに使えます。

セットアップは上下セットで着ても良いですし、ジャケット・スラックスそれぞれ単品の着回しもOK。

1着でいろんなスタイルを楽しめます。

MTMで仕立てれば、既製品のようなゆるダボシルエットにはなりませんので、女性ウケも期待できますよ。

 

②女性との出会いの場面に

セットアップのキレイめな雰囲気は女性ウケしやすいです。

シンプルにまとまる → 余計な飾りがないスタイルが好きという女性は多い。

機能性生地はシワくちゃになりにくい → 常に清潔感をキープできる。

ジャケット姿が都会的な印象 → 洗練された雰囲気は大人の余裕を感じさせます。

 

お洒落に自信がない人はセットアップを着る。

そしてお洒落以外の魅力を磨いて勝負するのが良いと思いますよ^^

 

③痩せ体型やFTMの人のコンプレックス解消に

ジャケットを着ることで上半身のコンプレックスをカバーしやすいです。

特に上着がないと貧相に見えてしまう痩せ体型の人や、胸の膨らみを目立たせたくないFTMの人にオススメです。

 

Tシャツの上にジャケットを羽織るだけでも、印象はずいぶんと違って見えます。

機能性生地のジャケットであれば、自宅で洗えるので襟汚れを気にしなくていい。

暑い時はジャケットの袖をまくればOK!形態安定性が高いので、型崩れの心配もありません。

選択肢の1つに、覚えておいて損はないでしょう。

 

機能性生地でセットアップを作ってみては?

セットアップはスーツよりも着回しの幅や、着こなせる局面が多いお洋服。

カジュアルやテレワークに使うなら、着心地や手入れがラクな機能性生地がオススメですよ!

あなたも機能性生地でセットアップを仕立ててみてはどうでしょうか?^^

 

 

P.S.僕も生地を購入し、現在仕立ててもらえる工場を探している最中です。

汗ばむ春夏も気軽に着れますし、女性とデートする時やちょっといいレストランに行く時も使えるなと。

細マッチョ体型がわかるくらいにカラダを鍛えて、カッコよく着こなしたいですね。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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