
こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。
いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。
普段の記事には書かない独自の視点や、個人的に良かった体験談等をシェアする「FITTER EYES:服バカの遺言」チャプター14です。
来年に向けてスーツをアップデートしようかなと。
というのもシンプルにカラダが大きくなってきたので。
太ったワケではなく、ランニングと筋トレで筋肉が大きくなってきたんですよね。
体重に変動がないまま(54~55kg)
- 胸囲+3cm
- ウエスト+2cm
- 太もも+5cm
ほかにも骨盤の傾きを修正して、上半身のイビツな湾曲も小さくできました。
このボティメイクにはもちろん意図があるワケで、この1年で手応えを感じているんですね。
「今いるステージの1歩先に進むために、1歩先のステージにいる自分のスタイル」を構築したいなと。
だからスーツのフィッティングも見直したいと思っています。
という事で今回の服バカの遺言は「スーツをアップデートしよう」
前半はマインドセット的な話ですので、そういう考え方もあるかも?
というカジュアルな気持ちでご笑覧くださいね^^
スーツをアップデートする
「理想の自分になりたいのなら、もうすでに理想の自分になっているかのように考え、行動しよう」
ビジネスの原理原則を学んでいる人は、一度は聞いた事があるマインドセットではないでしょうか?
もちろん初めは背伸びして”演じている”感覚が強いのですが、
繰り返すうちに考え方や行動が身に付き、現実が変わり始めていき、結果的に理想の自分になっていると。
これは考え方や行動以外に、付き合う人や環境、ほかに外見を変える事も有効とされています。
今、もしかして「ホンマかいな?」って思いました?

僕は以前思ってましたよ(笑)
思ってましたけど、ランニング習慣化を成功させたり、楽観主義の考え方を採用する過程で、
「これってホンマかも!」って思うようになってきました。
信じる信じないはアナタにおまかせ、するとして。
もし理想の自分に近付くために何かを変えたいとお考えなら、1つの方法として外見を変えてみるのも良いと思います。
但し注意点が1つ。
それは「今の延長線上で考えたら効果が得られない」という事。
“理想の自分から逆算して考える”という原理原則ですからね。
“それ”を基に自分を変える選択肢を選びましょう。
だから今までのスタイルと大きく変わる必要があっても、それを受け入れる覚悟が必要です。
マインドセットは、ただ知るだけでは意味がないんですよ。
目標から実際の行動までが繋がって、初めて意味が出てきます。今回の話だと、
- 目標:1歩先のステージにいる自分になる
- 方法:外見を変える
- 行動:スーツをアップデートする
ここまでしてやっとマインドがセットされた事になります。変化はその先で生まれます。
自戒も込めて書いておくと、やっぱりどこかで抵抗を感じて、今の延長線上に落ち着いてしまうのが人の常(汗)
脳の現状維持機能、ホメオスタシスです^^;
だけど変わるためには選択を変えないとですよ?
6万円 → 25万円のスーツを販売するようになった話
僕は20代のとき、3~6万円のスーツを販売していました。
ですが30歳を目前にいろんな変化をしていき、25万円のスーツを販売するようになったんです。
と言ってもお店と商品が変わっただけですけどね。カッコつけると環境の変化(笑)
だけど、それまでと同じ考え方や行動では1着も販売できなかったんですよ。
じゃあどうして販売できるようになったのか?
それは25万円のスーツを販売している自分に変わったから。
考え方や行動、もちろん自分が着ているスーツも変えて、そうなる努力をし続けたからです。
それまで着ていたスーツは、スーツの事をよく知らないフィッターが作るピチピチな感じでした。
僕にもそんな無知の時代がありましたよ(苦笑)
そんなんじゃ当然売れるわけないんです。
まずはその事実に気付き、それから理想の自分に相応しいスーツに変えると決めました。
それまでの延長線上で選ぶのをやめて、ガラッとスタイルを作り変えたワケです。
例えば・・・
- ピチピチ → 立ち姿をキレイに見せるシルエットに
- 短い着丈 → ヒップの付け根に合わせる黄金バランスに
- お洒落感を意識した色柄 → クラシックな色柄に
おもちゃみたいなスーツから、正統派のスーツにアップデートしていきました。
スーツは細かいディティールの集合体。
何か1つでも正統から外れる要素があると、一気にチープなスタイルに成り下がると僕は考えています。
(※あくまで僕個人の考え方なのでサラっと流してくださいね)
すでに理想の魅力的な自分になっているのであれば、おもちゃみたいなスーツでも結果が出せるかもしれません。
ただ僕は魅力を全然磨けていなかった。
だからあの時の延長線上に、結果が出せる未来がなかったんです。
「今の延長線上で考えたら効果が得られない」というのは、そういう意味です。
まだ12月上旬ですけど、
あなたが来年は「今いるステージより上にあがるぞ!」と意気込んでいるのなら、
- その為に何をやめて(捨てて)
- 新しく何を選ぶのか?
考え、行動していく事をオススメします。
今回はスーツをアップデートするという話で、この事を考えてもらいたかったのです。キッカケになったらいいなと。
2021年最終月のうちに。
今年の悔しい気持ちがみなぎっているうちに。
そのほうが今の延長線上に見切りをつけやすいと思ったからです。
・・・なんだか暑苦しい話でしたかねΣ(^∀^;)
安心してください。もう終わりですよ(言いたいだけ、笑)
ブルーグレーを帯びたネイビー

今回検討している生地です。
VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)の
PERENNIAL(ペレンニアル)

ネイビーですが、ほんのりブルーグレーを帯びた発色が良いなぁと感じています。
- 相手に自分の印象を残したい
- 小さくてもいいから記憶に残してもらいたい
- 派手な色柄を着ると、自己顕示欲が強い人だと敬遠されそうでイヤだ
というお気持ちがある人にオススメします。
「パッと見はフツーだけど、近くで見ると何かが違うなぁ」という風に、
相手に”ちょっとだけ”ミステリアスな印象を与えるスーツが仕上がりますよ^^
不思議な発色に見える理由

ネイビーとブルーグレーの糸が打ち込まれているからです。
(※画面を明るくすると後の写真が見やすくなりますよm(_ _)m)
この生地は3/1(さん・いち)の綾織り(※デニムでお馴染みの織り方)
タテ糸がヨコ糸の上を3本通ったら、1本下にもぐるという織り方です。
組織図を作ったのでご覧ください。

タテ糸はネイビー1色、ヨコ糸はブルーグレーとネイビーが交互にきます。
それでオモテ面にブルーグレーの糸がポツポツ見られるワケです。

だからパッと見はネイビーで、

ウラ面はブルーグレー。

動いたり光反射によって、ブルーグレーを帯びたネイビーにも見えるんです。

ネイビー×白ドットタイや小紋柄ネクタイでシンプルに装いたいですね。
自己成長の為にスーツをアップデートしよう
今いるステージの1歩先に進むためには、今の自分を変える努力が必要でしょう。
考え方や行動を変えるのは当たり前ですが、ほかにも付き合う人や環境、外見を変える事も有効です。
今回は外見を変える方法の1つとして、スーツをアップデートしようというお話でした。
以上、服バカの遺言でした。
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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