ウィンターソラーロで冬の装いを楽しもう(VBCボーソレイユ)

STYLE MAKING

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、

  • 珍しい冬用スーツを探している
  • ありきたりな生地は興味ない
  • 冬にソラーロを着るのはアリ?

といったご要望・疑問にお答えする内容となっています。

 

ソラーロ(サンクロス)と言えば

  • 夏に着るスーツ(の生地)
  • 日焼けした肌に似合う
  • 日差しを受けて玉虫色に輝く
  • 赤みがかったベージュ

というイメージが強いと思うんですけど、

冬にソラーロを着るのはどうなんだろう?と思っている人もおられるかと思います。

 

そこで今回は冬に着られるウィンターソラーロを紹介します。

目が詰まったツイル、フランネル、サキソニー、ツイード、コーデュロイなど。

だいたいの秋冬生地は経験しているから、ちょっと珍しい冬用スーツないかな?という人にオススメしたいです^^

 

 

冬にソラーロを着る

冬にソラーロのスーツを着るならカラーリングを意識したいところです。

クラシックベージュに赤やオレンジの組み合わせは、やはり夏のイメージが浮かんできますしね。

今回紹介するベージュ×バイオレット(青紫)なら冬でもチャレンジしやすいですよ。

 

VBCのウィンターソラーロ

イタリアの生地メーカー VITALE BARBERIS CANONICO(ヴィターレ・バルベリス・カノニコ)

今季リリースされた新作「BEAU SOLEIL(ボーソレイユ)」です。

VBCの春夏生地に、DOUBLE WARP(ダブルワープ)というウールシルクソラーロがあります。それを秋冬向けにしたイメージですね。

 

太いウール原毛で作られた糸を杉綾織り。単品ジャケットにも使える力強いヘリンボーンです。

1mあたりの重量370gで、冬でも着用できる中肉の厚みとなっています。

 

※参考:ソラーロを開発した英国スミス・ウールンズのオリジナルソラーロは350g。

ちなみにソラーロの名称は「同社の生地」を指すため、同社以外の場合はサンクロスと呼ぶのが正しいです。

ソラーロが一般化しているため、当記事ではそれにならって記載している点をお許しくださいm(_ _)m

 

ベージュ×バイオレット

ベージュと補色のような関係で、お互いをキレイに見せる効果が高いです。

ネイビーのコートやブラウンのスエードシューズを合わせると、アズーロエマローネのような配色に。

ノーブルな雰囲気のスーツが欲しい人にオススメです。

 

ベージュ×レッド

レンガのような落ち着いた赤色が大人びています。

裏地を付けないアンコンのジャケットにして、赤色をうまく見せたいところ。

赤系のタートルネックニットでカラーリンクさせると、見映えも暖かくなりますよ。

 

他にベージュ×オレンジ、グリーンのカラーリングが販売されています。

ベージュ×オレンジはRING JACKETが早速採用していましたね^^

 

BEAU SOLEIL(ボーソレイユ)の良さ

VBCのウィンターソラーロの良さは次の3つです。

  1. 玉虫効果でエレガントな見た目
  2. 21マイクロンウールを使用
  3. 単品ジャケットで楽しむのも〇

それでは1つずつコメントしていきますね。

 

①玉虫効果でエレガントな見た目

ソラーロ最大の特長は何といっても「玉虫効果」でしょう。

パッと見は落ち着いたベージュですが、光反射でバイオレットの綾目が浮かんでエレガントな印象です。

白黒ヘリンボーンでは味わえない特別感を楽しめます。

 

夏のソラーロほどキラキラしていないので、スーツだけ目立つリスクが小さいです。

強い色柄の生地って、たしかに存在感は高まるんですけど、欠点はコーディネートがワンパターンになりやすいところ。

汎用性があまりにも低いと、仕立てたのに数回着て飽きてしまった・・・なんて事態になりかねません(汗)

 

この配色ならコーディネートの幅もある程度広げられるでしょう。

(自分でコーデを組み立てられない人が、ソラーロを選ぶ事はないだろうけど^^;)

 

余談ですが、バイオレットをオモテにして仕立てるのもアリっちゃアリ。

絶対に誰とも被りたくないって人や、イベント衣装に使えるのではないでしょうか?

他にもマッキントッシュのレインコートのような、スプリングコートに仕立てるのも良さそうです。

 

バイオレットのヘリンボーンは唯一無二。

アイディア次第でステキなお洋服を生み出せるかもしれませんね。

 

②21マイクロンウールを使用

21マイクロンウールという、太いウール原毛で作られた糸で織られています。

弾力性がある生地感となっており、シワに強い&復元力も高い。さらに仕立て映えも期待できます。

 

ちなみに21マイクロンウールの生地は、カタイ触感になりやすいのですが・・・

この生地は意外と滑らかな手触りをしています(!)

タテ糸・ヨコ糸ともに双糸を打ち込んでいるため、ちょっとトロみがあるんですね。

トラウザーズの肌へのタッチも優しい → つまり着心地が良いという事です。

 

実物を見かけた際はぜひ触ってみてくださいね^^

 

③ジャケット単品で着るのも〇

遠目でもヘリンボーンが認識できる表情をしているので、ジャケットの単品使いもしやすいです。

ボトムスの候補はインディゴデニム、ネイビーかブラウンのコーデュロイ or フランネルのパンツあたりが良いでしょう。

インナーにはオフホワイトやブラウンのセーターが合わせやすいです。

 

ウィンターソラーロで冬の装いを楽しもう

ちょっと珍しい冬用スーツを着たい時は、ウィンターソラーロが有力候補の1つです。

  • 夏のイメージが浮かんでこないカラーリング
  • キラキラし過ぎない落ち着いた生地感

これらを意識すれば、冬のソラーロにチャレンジしやすくなるでしょう。

今回の記事がスタイル作りのお役に立つと嬉しいです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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