
こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、
- ネルシャツってどんなシャツ?
- 暖かいトップスを増やしたい
- アイビーに使えるシャツが気になる
といった疑問・ご要望にお応えする内容となっています。
ふっくらとした厚みと温もりある起毛感が特長のネルシャツ。
秋冬のカジュアルに欠かせない定番アイテムですね!
今回はそんなネルシャツの魅力と、ネルシャツを使った冬のアイビースタイルを紹介します。
冬場のスポーツ観戦といったアクティビティーにも使えるので、1枚持っておくといいですよ^^
ネルシャツの魅力
ネルは「コットンフランネル」という起毛生地。
冬のスーツでお馴染みのフランネルと同じ。それのコットン版というワケです。
ネルシャツは次のような良さを持っています。
- 保温性が高い
- 柔らかい印象に見える
- 肉厚なニットと相性が良い
それでは1つずつ見ていきましょう。
①保温性が高い

軽いわりに生地に厚みがあって、冷たい空気が衣服内に伝わりにくいです。
同じコットンで厚みがある生地といえばデニムですが、デニムよりコットンフランネルのほうが暖かく感じるでしょう。
これはネルシャツの表面が起毛しているから。
空気を溜め込む量が多くなる(保温性が高い)ので、カラダから発せられる熱を吸収して冷えから守ってくれるんですね。
②柔らかい印象に見える

起毛のもう1つの良さは、生地表面がぼやけた雰囲気に見えるところ。
例えばスコットランドの伝統織物「タータン」のような鮮やかなチェック柄も、
起毛で寝ぼけたような見た目となり、柔らかい印象に見せられます。
あ!ネルシャツやチェックシャツが「オタクっぽい」と言われてしまう要因はいくつかあります。
その1つがシャツだけが悪目立ちする点でしょう。
他のお洋服とのバランスが悪い(チェックシャツだけ浮いてしまう)から、ダサく見えてしまうワケ。
オタクっぽいと思われてしまうのは、つまり合わせ方がヘタクソなんですよ^^;
大人として恥ずかしくない服装をするなら、1点豪華主義のような目立つアイテムは避けましょう。
お洋服も料理と同じ。いろんなモノを組み合わせて1つのスタイル(料理)が完成します。

話を戻すと、ネルシャツにチェック柄が多いのはフランネルの良さが活きるからですね。
良い意味で柄がぼやけて見えるので、他のお洋服と合わせやすくなります。
この良さを活かして次に挙げるお洋服と合わせましょう。
③肉厚なニットと相性が良い

ネルシャツはミドルゲージなどの肉厚なニットと相性が良いです。
写真はシャギードッグニットという、表面が毛玉状にクルクル起毛したニット。
ニットもぼやけた雰囲気なので、ネルシャツがマッチするんですね。
他にもツイードジャケットやメルトンピーコート、カセンティーノコートといった冬物と合わせやすいですよ。
お気付きの人もいると思いますが、どれも野外で活動するときに着るお洋服ですね。
だから冬のスポーツ観戦やキャンプといったアクティビティーに、ネルシャツが使えるんです^^
ネルシャツで冬のアイビー入門
アメリカ東部の名門大学で構成されたフットボール・リーグ
「アイビー・リーグ」の学生たちが好んで着ていたファッション。それがアイビーです。
1年の始まりである1月は、ラグビーやサッカー、アメフトといったウィンタースポーツ観戦のベストシーズン。
僕はサッカー観戦が好きで、いつも冬のスポーツ観戦はアイビーで固めています。
という事でほぼ僕の趣味で恐縮ですが、冬のアイビー入門にオススメのスタイルを紹介します。
①スペクテイターズルック

冬のスポーツ観戦スタイルです。2~3月のJリーグ観戦はいつもコレ(笑)
アイビーに欠かせないアウターの1つ、ダッフルコートが鉄板です。

スタジアムは半野外。サッカーは最低90分間じっと座っているので、思いのほかカラダが冷えてくるんですよ。

風が吹くと「ヒィィ!」ってなりますねΣ(^∀^;)
ダッフルコートは元々は漁師の作業着。
冷気を凌ぐ肉厚なウール生地。動きを制限しないシルエット。手袋をしたまま留められるトグルと大きなポケット。
厳しい寒さの野外活動にピッタリのアウターというワケです。
スポーティーに見せるならキャメル推奨ですが、ネイビーはタウンユースとしても使いやすいですよ。
②スポーティーなセーターに

スペクテイターズルックに合わせるニットは、スポーティーなセーターがいいですね。
シャギードッグニットがネルシャツの起毛感と相性良し。

もちろんシャツ襟はボタンダウンカラーで。
襟立ちが良く、ニットの襟元をキレイに見せられますよ。
他にもテニスセーター、ケーブルステッチのニットが合わせやすいです。
無地ネルシャツにはカウチンセーター、フェアアイルセーターを。
③コーデュロイパンツに

ネルシャツは毛羽立ちと畝がアイコンのコーデュロイとも相性良し。
①のデニムじゃ寒い人はコーデュロイパンツをオススメします。
ちなみにコーデュロイは、フランスで宮廷庭師の作業着として着用された歴史があります(※ルイ14世が気に入ったんだとか)
それから英国に伝わり、主に上流階級の人がハンティングや野外パーティー等に着用されました。
コーデュロイも野外で活動するときに着るお洋服という事です^^
ネルシャツで冬のアイビーを楽しもう
軽いわりに生地に厚みがあり、熱を吸収して保温してくれるネルシャツ。
良い意味で柄がぼやける生地の良さを活かし、肉厚なニットと合わせましょう。
ダッフルコートやコーデュロイといった暖かいお洋服と合わせて、冬のアクティビティーを楽しんでくださいね。
今回の記事がカジュアルを楽しむヒントになると嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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