
こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、
- シャギードッグニットの良さを知りたい
- 毛玉が気にならないニットが欲しい
- フツーのニットじゃ物足りない
といったご要望にお応えする内容となっています。
表面がクルクルと毛玉状に起毛した「シャギードッグニット」
冬のアイビーやカントリールックに欠かせない定番アイテムです。
せやかてもう3月中旬。そろそろ出番が終わる頃ではありますが(苦笑)
ギャップを身に纏いたい男性にオススメなので解説を書きました。
記事の前半にシャギードッグニットの解説、後半は着こなし例を3つ挙げました。
フツーのニットじゃ物足りないと感じている人は、ワードローブに加えてみては?
それではご笑覧くださいね^^
シャギードッグニットの魅力
シャギードッグニットは「むく犬のようなふわふわ起毛が見られるニット」です。
次のような良さを持っています。
- 防寒性・撥水性が高い
- 鮮やかな発色&霜降り調
- 無骨さと可愛さのギャップ
それでは1つずつ見ていきましょう。
①防寒性・撥水性が高い

生地表面が毛玉状に起毛しており、高い防寒性・保温効果をもたらしてくれます。
起毛によって空気層が生まれ、体温から発せられる熱を吸収/外からの冷気を遮断してくれるからです。
しかも起毛が水滴をはじく為、生地内側に水気が浸透しにくい効果も得られます。
寒い環境で野外活動する時にうってつけのお洋服と言えるでしょう。
シャギードッグニットは、北欧の漁師が愛用していたシェットランドセーター。
その表面をスコットランドの国花「アザミ」のトゲで引っ掻いて起毛させる事で、寒さと水滴から身を守っていたんですね。
こうした工夫ってカセンティーノにも通じるところがあると思います。
②鮮やかな発色&霜降り調

シャギードッグニットはカラフルな色使いが多く、冬の着こなしを彩ってくれます。
糸は比較的に短いウール繊維を用いて紡がれており、これがランダムに色が混じった独特の見映えを生み出しています。
重たくなりがちな冬コーデを柔らかく見せられる、という優位点ですね。

特にグレーは霜降りのようなミックス調が強く見られます。
これにクルクル毛玉が合わさることで、外見的な温もりも感じられますね。
冬コーデに差し色を入れたい時や季節感の演出に、有効な選択肢となるハズです。
③無骨さと可愛さのギャップ
ダッフルコートが如く、シャギードッグニットもギャップがあるお洋服です。
表面を起毛させるのは極寒の環境に対応する為。洗練とは真逆の”無骨な”加工です。
実用性重視であって、装飾では有馬温泉(ありません)
なのに見た目に”可愛さ”があるというギャップ。
「ちょっ!ニット、毛玉だらけやん(笑)」
って笑われるかもですが、別にいいじゃないですか?
雑、テキトー、無頓着。そういう隙があるのもギャップ。
魅力的な男性にはギャップがあるんです。
・・・以上、シャギードッグニットの魅力をまとめると、
- 防寒性・保温性が高い
- 水滴をはじいてくれる
- カラフルな色使いが多い
- 冬コーデを柔らかく見せられる
- 外見的な温もりが感じられる
- 無骨さと可愛さのギャップ持ち
暖かくて実用的。そして女性の母性本能をくすぐる絶妙な”だらしない感”

これこそがシャギードッグニットの魅力ですぜ、ダンナ!^^
シャギードッグニットの着こなし例
シャギードッグニットの着こなし例を3つ紹介しますね。
チェスターコートなどのドレッシーなお洋服ではなく、
オイルドジャケットやダッフルコート、ライダースといったスポーティーなお洋服と相性が良いですよ。
①カントリールック

平日は都会でビジネス。週末は自然豊かな郊外(カントリー)でリラックスする英国紳士が如く着こなしです。
雨を弾くオイルドジャケットにシャギードッグニットで、野外活動をタフにこなせます。
例えば動物の写真撮影や冬のJリーグ観戦にオススメですよ。
②ラギッドスタイル

ライダースとベイカーパンツの男クサい着こなしに、シャギードッグニットで可愛さを入れたあざとい着こなし(笑)
シャギードッグニット+ボタンダウンシャツは冬のアイビースタイルの定番です。
ライダース以外だと、Gジャンやマウンテンパーカーを羽織ると良いですね。
③八神探偵カジュアル

「冬でも八神探偵カジュアルをやりたい!」
そんな時は白Tシャツの上にシャギードッグニットを着てみては?
軽くて柔らかい。暖かい。毛玉を気にしなくてもいいストレスフリーな着心地。
尾行調査や逃げる人を追いかける、カンフーをアレンジした神室町流で敵をなぎ倒す・・・
といったハードワーク(?)を支えてくれますよ(`・ω・´)o
シャギードッグニットでギャップを纏え
シャギードッグニットは「むく犬のようなふわふわ起毛が見られるニット」
寒い環境で野外活動する時にうってつけのお洋服です。
チェスターコートなどのドレッシーなお洋服ではなく、
オイルドジャケットやダッフルコート、ライダースといったスポーティーなお洋服と相性が良いですよ。
男らしい着こなしに、シャギードッグニットのギャップを上手に取り入れましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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