
こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、
- 軍物のボトムスに興味がある
- 春夏にオススメの軍パンは何?
- 米軍ユーティリティートラウザーズの良さを教えてほしい
といった疑問・ご要望にお応えする内容となっています。
米軍ユーティリティートラウザーズは、アメリカ軍で実際に採用されていた戦闘服。
現在はカジュアルなミリタリーファッションの定番として普及しています。
落ち着いたオリーブグリーン&骨太シルエットで、男らしい雰囲気に見えるところが大きな魅力。
熱帯地方で着用されていた事もあり、春夏カジュアルにオススメですよ!
今回は米軍ユーティリティートラウザーズの良さを紹介します。
ベイカーパンツや軍モノ古着入門にいかがでしょうか?
それではご笑覧くださいね^^
米軍ユーティリティートラウザーズとは
アメリカ陸軍(U.S. ARMY)で実際に採用されていたミリタリートラウザーズです。
ユーティリティーは「役に立つ、実用性」という意味。
現在でも古着屋さんやネットで米軍放出品を見つける事ができますよ。
①通称ベイカーパンツ
米軍ユーティリティートラウザーズは「ベイカーパンツ」の通称で呼ばれる事が多いです。
厳密には米軍ユーティリティートラウザーズの数あるデザインの1つに、ベイカーパンツ型があるという事ですね。
春夏カジュアルに使うならベイカーパンツ型をオススメします。

「ベイカー(Baker)=パンの職人さん」のことで、アメリカのパン屋さんが穿いていた作業着なんです。
簡潔な作り(※量産しやすい)、機能的なポケットディティール。
それで米軍が作業着に採用。また軍放出品が出回り、職人さんが作業着として好んだようです。

ヒップ側もパッチポケット&フラップ付き。
つまりポケットがないパンツに、合計4枚のポケットを後付けしたのがベイカーパンツです。
スラックスと違い、生地に穴を開けてポケットを付けるワケではない → 耐久性が高い、修理しやすいです。
またパッチポケットが視覚的なアクセントになる為、薄着でも地味見えしにくいところが優位点ですよ。
②生地はOG-507を推奨

米軍ユーティリティートラウザーズの生地は「OG-507」をオススメします。
特にクリースを消したくない人、膝抜けさせたくない人、O脚をカバーしたい人はOG-507が良いでしょう。

OG-507は「ポリエステル50%と綿50%の混紡生地」
綿100%のOG-107を改良した生地で、丈夫でハリがある生地感となっています。
普段チノやコットンパンツを穿く人はわかると思うんですけど・・・
綿パンって1日穿くとシワくちゃになったり、膝がポコッと膨らんでシルエットが崩れやすいじゃないですか?^^;
だけどOG-507はポリエステル混なので、綿100%より型崩れしにくいです。
しかも折り目が消えにくくなる加工もされているので、長時間穿いてもクリースが残る。清潔感をキープしやすいです。
③ストレート寄りのシルエット

米軍ユーティリティートラウザーズは、ストレート寄りのシルエットとなっています。
スポーツをされていて脚の筋肉が発達している人、スキニーがあまりお好きではない人にオススメです。
股上が深く、ヒップ・太ももはゆったりめ。
ヒザ下も脚のラインが出ないくらいの幅がある為、下半身が貧弱に見えませんよ^^
28×33サイズの着用事例

米軍ユーティリティートラウザーズの着用事例を紹介しますね。
ちなみにサイズは28×33(※1インチ=2.54cm)です。

脚のラインが浮き彫りにならず、裾に向かってストンと落ちるシルエットです。
僕はスキニーを穿くとO脚が目立ってしまうので(泣)
脚のラインが真っ直ぐ落ちるだけで、かなりの感動です(´;ω;`)

ヨコから見るとこんな感じ。
脚のラインが太いと下半身の安定感がアップしますね~
夏場はトップスが軽くなるので、太いボトムスで男らしい雰囲気に見せたいところ。

裾は三つ折りのタタキ(ステッチ位置3cm)にしました。
コレ、チノやベイカーパンツにしっくりハマる裾処理だと思います。
股下は足の甲に気持ち触れるくらいの長さ。夏場は三つ折り部分をロールアップしてサンダルとか良いですね。
リネンシャツ+ベイカーパンツ+サンダルで、夏デートに臨むのも良さそうです^^
春夏カジュアルにベイカーパンツのススメ
米軍ユーティリティートラウザーズは、アメリカ軍で実際に採用されていた戦闘服。
4枚のポケットが後付けされたベイカーパンツのデザインが、春夏カジュアルに使いやすいです。
ぜひ古着屋さんやネットで探してみてくださいね~
ちなみにもっとクセの強いボトムスが欲しい人は、ワイドチノを探してみては?
ズドーンとした破壊力あるシルエットを楽しめますよ(笑)
最後までお読みくださり、ありがとうございます^^
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