外郎売り(ういろううり)練習用|ふりがな付き全文

QOL向上

こんにちは!お洋服ブロガーのYuukiです。

いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。

声を総合的に鍛える外郎売り(ういろううり)で、声の悩みを解決するで紹介した、外郎売りの全文を載せておきます。

 

尚、外郎売りは漢字の読みやアクセントが何種類かあります。

これは「出典をどこから引用したかによる違い」との事ですので、当記事は1つの例としてご笑覧ください。

とにかく練習を積み重ねることが大切ですよ^^

 

※ふりがな無し全文はこちらをどうぞ。

 

※練習場所に困っている人へ。

 

 

外郎売り(ふりがな付き全文)

外郎売りは発声技術の妙を披露するため、かなり深くまで計算して作られています。

口を大きく開いて読み上げることで口や舌の動きが良くなり、滑舌も良くなっていきます。

全編読むのに数分かかるので、声量アップや安定した声を出せるようになりたい人にもオススメです。

 

※注記:練習用にプリントアウトしたり、Wordで編集するためにコピペしていただいてもOKです。

僕はWordで編集後、PDFに保存 → iPadに入れて練習しています。

 

Wordの「」というボタンを押すと、ルビ(ふりがな)を編集できます。

 

①ふりがなを外したい時は「ルビの解除」

②ふりがなのサイズを変えたい時は「サイズ(S)」を変更すればOKです。

 

第一節(約446字)

拙者親方せっしゃおやかたもうすは、御立会おたちあいうち

御存知ごぞんじ御方おかた御座ござりましょうが、

御江戸おえどって二十里上方にじゅうりかみがた

相州小田原そうしゅうおだわら一色町いっしきまち御過おすぎなされて、

青物町あおものちょうのぼりへ御出おいでなさるれば、

欄干橋らんかんばし虎屋藤右衛門とらやとうえもん

只今ただいま剃髪致ていはついたして、圓斎えんさい名乗なのりまする。

 

元朝がんちょうより大晦日おおつごもりまで、

御手おてれまするくすりは、

むかしちんくに唐人とうじん外郎ういろうというひと

ちょうたり。

 

みかど参内さんだいおりから

このくすりふかき、

もちうるとき一粒いちりゅうずつ

かんむり隙間すきまよりだす。

 

ってそのみかどより「透頂香とうちんこう」とたまわる。

すなわ文字もんじには「いただき・く・におい」といて

透頂香とうちんこう」ともうす。

 

只今ただいまくすり

ことほか世上せじょうひろまり、

方々ほうぼう偽看板にせかんばんだし、

イヤ小田原おだわらの、灰俵はいだわらの、さんだわらの、炭俵すみだわらのと色々いろいろもうせども、

平仮名ひらがなって

「ういろう」としるせしは親方おやかた圓斎えんさいばかり。

 

もしや御立会おたちあいうちに、

熱海あたみ塔ノ沢とうのさわ湯治とうじ御出おいでなさるるか、

また伊勢御参宮いせごさんぐうおりからは、

かなら門違かどちがいなされまするな。

 

御上おのぼりなればみぎかた御下おくだりなれば左側ひだりがわ

八方はっぽうむねおもてむね玉堂造ぎょくどうづくり

破風はふにはきくきりとう御紋ごもん御赦免ごしゃめんあって、

系図正けいずただしきくすり御座ござる。

 

第二節(約231字)

イヤ最前さいぜんより家名かめい自慢じまんばかりもうしても、

御存知無ごぞんじなかたには正真しょうしん胡椒こしょう丸呑まるのみ、白河夜船しらかわよふね

さらば一粒いちりゅうけて、

その気味合きみあいを御目おめけましょう。

 

くすり

斯様かよう一粒いちりゅうしたうえせまして、

腹内ふくないおさめますると、

イヤどうもえぬわ、

しんはいかんすこやかにりて、

薫風くんぷうのんどよりたり、

口中こうちゅう微涼びりょうしょうずるがごとし。

ぎょちょうきのこ麺類めんるいわせ、

そのほか万病まんびょう即効在そっこうあことかみごとし。

 

さて、くすり

第一だいいち奇妙きみょうには、

したまわことぜにごまが裸足はだしげる。

ヒョッとしたまわすとたてたまらぬじゃ。

 

第三節(約386字)

そりゃそりゃそらそりゃ、

まわってたわ、まわってるわ。

アワヤのんど、サタラナしたにカ歯音しおん

ハマのふたつはくちびる軽重けいちょう

開合爽かいごうさわやかに、

アカサタナハマヤラワ、オコソトノホモヨロヲ。

 

ひとつへぎへぎに、へぎし・はじかみ、

盆豆ぼんまめ盆米ぼんごめ盆牛蒡ぼんごぼう

摘蓼つみたで摘豆つみまめ摘山椒つみざんしょう

書写山しょしゃざん社僧正しゃそうじょう

 

小米こごめ生噛なまがみ、小米こごめ生噛なまがみ、こん粉米こごめのこ生噛なまがみ。

繻子しゅす緋繻子ひじゅす繻子しゅす繻珍しゅちん

おや嘉兵衛かへい嘉兵衛かへい

親嘉兵衛おやかへい子嘉兵衛こかへい子嘉兵衛こかへい親嘉兵衛おやかへい

 

古栗ふるくり古切口ふるきりくち

雨合羽あまがっぱ番合羽ばんがっぱか。

貴様きさま脚絆きゃはん皮脚絆かわぎゃはん我等われら脚絆きゃはん皮脚絆かわぎゃはん

尻革袴しっかわばかまのしっぽころびを、

三針針長みはりはりながにちょとうて、

うてちょとぶんせ。

 

河原撫子かわらなでしこ野石竹のぜきちく

野良如来のらにょらい野良如来のらにょらい

三野良如来みのらにょらい六野良如来むのらにょらい

一寸先ちょとさき御小仏おこぼとけ御蹴躓おけつまずきゃるな、

細溝ほそみぞにどじょにょろり。

 

きょう生鱈なまだら奈良なら生真名鰹なままながつお、ちょと四五貫目しごかんめ

御茶立おちゃたちょ、茶立ちゃたちょ、ちゃっとちょ、茶立ちゃたちょ。

青竹茶筅あおたけちゃせん御茶おちゃちゃっとちゃ。

 

第四節(約328字)

るわるわなにる、

高野こうややま御柿小僧おこけらこぞう

狸百匹たぬきひゃっぴき箸百膳はしひゃくぜん天目百杯てんもくひゃっぱい棒八百本ぼうはっぴゃっぽん

 

武具ぶぐ馬具ばぐ武具馬具ぶぐばぐ三武具馬具みぶぐばぐわせて武具馬具ぶぐばぐ六武具馬具むぶぐばぐ

きくくり菊栗きくくり三菊栗みきくくりわせて菊栗きくくり六菊栗むきくくり

むぎごみ麦塵むぎごみ三麦塵みむぎごみわせて麦塵むぎごみ六麦塵むむぎごみ

 

あの長押なげし長薙刀ながなぎなた長薙刀ながなぎなたぞ。

こうの胡麻殻ごまがら胡麻殻ごまがら真胡麻殻まごまがらか、

あれこそほん真胡麻殻まごまがら

がらぴぃがらぴぃ風車かざぐるま

きゃがれ小法師こぼしきゃがれ小法師こぼうし

昨夜ゆんべこぼしてまたこぼした。

 

たぁぷぽぽ、たぁぷぽぽ、

ちりからちりから、つったっぽ、

たっぽたっぽ一丁蛸いっちょうだこ

ちたらお、

てもいてもわれぬものは、

五徳ごとく鉄灸てっきゅう金熊童子かなぐまどうじに、

石熊いしくま石持いしもち虎熊とらくま虎鱚とらきす

 

なかにも東寺とうじ羅生門らしょうもんには、

茨木童子いばらきどうじ腕栗五合うでぐりごんごうつかんでおむしゃる。

頼光らいこう膝元去ひざもとさらず。

 

第五節(約358字)

ふな金柑きんかん椎茸しいたけ

さだめて後段ごだんな、

蕎麦切そばきり・素麺そうめん

饂飩うどん愚鈍ぐどん小新発知こしんぼち

小棚こだな小下こした小桶こおけ小味噌こみそ小有こあるぞ、

小杓子こしゃくし小持こもって小掬こすくって小寄こよこせ。

 

おっと合点がってんだ、

心得田圃こころえたんぼ川崎かわさき神奈川かながわ程ヶ谷ほどがや戸塚とつか

はしってけば、やいと三里さんりばかりか、

藤沢ふじさわ平塚ひらつか大礒おおいそがしや、

小磯こいそ宿しゅくななきして、

早天早々そうてんそうそう相州小田原そうしゅうおだわら透頂香とうちんこう

 

かく御座ござらぬ貴賎群衆きせんぐんじゅの、

はな御江戸おえどはなういろう。

アレあのはなて、御心おこころ御和おやわらぎやとう、

産子うぶこ這子はうこいたるまで、

外郎ういろう御評判ごひょうばん

御存知無ごぞんじないとはもうされまいまいつぶり、

角出つのだ棒出ぼうだせぼうぼうまゆに、

臼杵うすきね擂鉢すりばちばちばち桑原桑原桑原ぐわらぐわらぐわらと、

 

羽目はめはずして今日こんにち御出おいでの何茂様いずれもさまに、

げねばならぬ、らねばならぬと、

いきせいり、

東方世界とうほうせかいくすり元締もとじめ、薬師如来やくしにょらい照覧しょうらんあれと、

ホホうやまって

外郎ういろうはいらっしゃりませぬか。

 

練習おつかれさまでした!

最初はゆっくり(7~8分)で良いので、全編を噛まずに読めるようになりましょう。

何回か読むと、ふりがなが無くても読めるようになりますよ。

声の強弱を付けたり、まくしたてるような早口の練習はそれからです。

 

あ。録音して発音が問題ないか?チェックする事もお忘れずに!

 

P.S.外郎売りを3週間ほど練習して、噛まずに読めるようになりました。

発声練習の気付きや現状をシェアしていますので、良ければご笑覧くださいね。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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