ブレイシーズの選び方ガイド|色・サイズ・素材選びのポイント

STYLE MAKING

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、

  • ブレイシーズの選び方を知りたい
  • フリーサイズで大丈夫?
  • おさえておきたいポイントは何?

といったご要望・疑問にお答えする内容となっています。

 

先日、ブレイシーズ入門ガイド|ボタン位置やクリップとの違いという記事を書きました。

ブレイシーズ(サスペンダー)でトラウザーズを吊るほうがいい理由や、

スーツにはボタン留めが本格派ですよ、と解説させていただきました。

ブレイシーズを使ってみようかな?と考えるキッカケになっていたら嬉しいです。

 

さて今回は続編としてブレイシーズの選び方を解説します。

具体的には「ブレイシーズの色・サイズ・素材」の3つの視点で、それぞれのポイントを書いています。

スーツの立ち姿をキレイに見せるうえで妥協してはいけないポイントがあるので、

ブレイシーズの購入を検討されている人は、ぜひご笑覧くださいね^^

 

 

ブレイシーズの選び方ガイド

ブレイシーズは「スーツのトラウザーズを肩で吊るための装飾品」

スーツに着けるなら、次の要素を満たすものが王道です。

  • ボタン留め(先端がレザーエンド)
  • Y字型(バンドが前側に2本、後ろ側に1本)

まずはこのタイプを候補にするといいでしょう。

 

①ブレイシーズの色

お好きな色を選んでもらってOKです。

基本的にジャケットやウエストコート(ベスト)の下に隠れるため、個性を楽しむといいでしょう。

 

他のアイテムと色を合わせて、スーツスタイルを調和させたい人は以下をご参考に。

  • バンド:シャツと同系色か類似色
  • レザー:革靴と揃える(黒か茶)
  • 金属パーツ:シルバー(※こだわるなら腕時計やネクタイピンと揃える)

 

ゆうき
ゆうき

僕は革靴に合わせてブレイシーズを使い分けていました^^

例えば黒の革靴だと黒レザーのブレイシーズを合わせる。

バンドは黒レザーと馴染むネイビー、金属パーツはシルバーといった感じ。

 

茶色の革靴なら茶色レザー。バンドはボルドー、金属パーツはゴールド。

つまり選ぶ起点はレザーの色。

ベルトと革靴の色を揃えるのと同じ感覚で見てもらえればイージーかと思います。

 

ちなみにフォーマルウェアに合わせる場合は、色付きは不可です。

最もドレッシーなのは真っ白のブレイシーズで、

テールコート(燕尾服)、モーニングコート、ディナージャケット(タキシード)に用います。

これは「白のドレスシャツに同化させるため」と覚えておけばOKです。

 

②サイズ(長さとバンド幅)

(↑長さ80~110cm、バンド幅4cm)

成人男性が使う場合、長さ80cm~110cmくらいに調整できるものを選べばOK。

市販のブレイシーズは大体はフリーサイズで、ほとんどこの範囲に対応しているのでご安心くださいね。

身長185cm前後の人は、長さ130cm~140cmまで調整できるものが良いでしょう。

 

金属パーツを使って長さを調整できます。

ブレイシーズで吊った時、トラウザーズがキレイに伸びる長さに合わせましょう。

 

 

バンド幅は細いほうがドレッシーとされています。

フォーマルウェアに合わせる場合は幅2~3cm前後を選びましょう。

普段使い用はお好みでOK。

幅が太いほうが肩にかかる圧力も優しいので、長時間立つ人は太幅が良いかもです。

 

痩せている人や肩幅が狭い人は、細幅のほうが見た目のバランスがいいでしょう。

ゆうき
ゆうき

芸人のこがけんさんが如く、ブレイシーズを見せたい人は覚えておいてください(笑)

 

③バンドの素材

スーツの立ち姿をキレイに見せたい人は、素材は妥協しないほうがいいですよ。

バンドに使われる素材は大きく分けると2種類あります。

  • 伸びる生地か
  • 伸びない生地か

 

ブレイシーズの利点は、トラウザーズを肩で吊ることで「腰位置が安定すること」

座ったり歩いたりしても腰位置が安定 → 脚のラインやクリースの伸びも安定。

だから立ち姿がキレイに見えるんですね。

 

しかし前側のバンドがグイングイン伸びる生地だと、

座る圧力や経年劣化で、トラウザーズ前側が下がりやすくなってしまいます^^;

なぜならバンドが伸びたまま戻らなくなるからです。

(※ストレッチ素材のお洋服が伸びたまま、ゆるゆるになるのと同じイメージ)

 

これを防ぐために、

  • 前側のバンドは伸びない生地
  • 後ろ側のバンドは伸びる生地

これが理想的かなと考えています。

ゆうき
ゆうき

伸びる生地、伸びない生地両方を使った個人の意見ですm(_ _)m

 

ちなみに立ち上がる際、トラウザーズを上に引っ張って直す仕草はあまりエレガントではないとされています。

立ち上がる際は、片手でさりげなくジャケットのボタンを留める仕草がステキです。

あ!レザーエンドは言うまでもなく本革一択です。

 

スタイルに合わせてブレイシーズを選ぼう

今回はブレイシーズを選ぶポイントを「色・サイズ・素材」の視点で解説しました。

素材を妥協するとスーツの立ち姿がキレイに見えませんので、その点はご留意くださいね。

 

さいごに、ブレイシーズは1本買えば3~5年は使える耐久品です。

もし迷ったら英国の老舗アルバート・サーストンをチェックしてみてください。

11,000~16,500円くらいで、十分なクオリティのものが手に入りますよ。

 

今回の記事がスタイル作りのお役に立つと嬉しいです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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