VAN JACKETの紙袋風バッグで、みゆき族が如く

FITTER EYES:服バカの遺言

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。

いつもブログを見てくださり、ありがとうございます。

普段の記事には書かない独自の視点や、個人的に良かった体験談等をシェアする「FITTER EYES:服バカの遺言」チャプター28です。

 

1960年代にアイビールックが流行した際、爆発的な人気を博したVAN JACKET。

当時その人気はお洋服だけに留まらず、VANの紙袋をカバンの代わりに使い、

その紙袋を「小脇に抱えること」が粋だとされていたそうです。

 

1964年、VANの熱狂的な信者として知られた「みゆき族」も紙袋を抱えていました。

銀座のみゆき通りに、たむろしていた若者たちの集団ですね。

彼らは高校生など10代が主で、全員がアイビールックだったワケではないそうですが・・・

VANの紙袋はステータスの証として、何が何でも手に入れなければならないお洒落アイテムだったのです。

 

 

なぜ人々はこぞって紙袋を使ったのか?

僕自身は世代ではないので実際に見たことはありません。

だけど紙袋をカバンの代わりに使うくらい、愛着を持つのってステキだよなぁと思うのです。

まるで初めてブランド品を買ったときの高揚感と言いますか。

大事に使おうって気持ちは素晴らしいと思います^^

 

ちなみに僕が初めて買ったブランド品は、バーバリーのマフラーでした。

僕が高校生だった頃、バーバリーチェックが大流行していたんですね。

スクールカースト上位の可愛い女子とかモテる男子は皆、バーバリーのマフラーを巻いていました。

ゆうき
ゆうき

だから自分もバーバリーのマフラーを巻けば、女子にカッコいいって思われるんじゃないかって(アホだなぁ~笑)

 

当時はネットが今ほど普及していないので、身近にいるイケてる人たちを見て学ぶのが常だったんです。

だから昔の人がVANの紙袋を手に入れたかった気持ちも、なんとなく共感できるんですよね。

 

ぶっちゃけ実用性を考えると紙袋は不便だと思います。

耐久性は低いし、雨に濡れると破れる。シワくちゃになって清潔感もない。

 

それでも人々がこぞって紙袋を使ったのはなぜか?

それは目に見える実益ではなく、

目に見えない満足感や高揚感を得られたからではないでしょうか。

 

VAN JACKETの紙袋風バッグ

さて写真でお見せしている紙袋ですが、実はポリエチレン素材で作られています。

冒頭に書いた紙袋から着想を得て作られたショップバッグなんですよ。

 

米国デュポン社が開発した「タイベック」という不織布を使っています。

ポリエチレンの極細長繊維をランダムに積層し、熱と圧力だけで結合させています。

まるで使い込まれた紙のような質感。ナチュラルなシワがヴィンテージ風の味わいですね。

 

気になる機能性ですが、こう見えて水に濡れても大丈夫。しっかり耐水性を持っています。

雨の日に使うのも、折りたたみ傘を入れるのもOK。

強靭な耐久性も持っており、ちょいと重いモノを入れても破れる心配はありません。

 

内側にはナイロンの裏地が張られています。

持ち手を内側に入れて、バッグを折り畳めば、

みゆき族が如く小脇に抱えられる2WAY仕様というワケです。

 

VANのオンラインストアを見ると残念ながら販売終了しているようですが、メルカリなどで探せば見つかるかもしれません。

願わくば定番品としてVAN JACKETのショップに置いてほしいですね。

 

アイビーにも、アイビー以外にも

VANの紙袋風バッグは60年代スタイルで楽しむも良し。

(一部の)みゆき族が如く、アイビールック以外に合わせるのも良しだと思います。

シンプルにボタンダウンシャツ1枚と合わせてもイイカンジですよ^^

以上、服バカの遺言でした。

 

 

P.S.彼女とラーメンを食べてきました。

京都の魁力屋かいりきやの特製醤油味玉ラーメンです(※背脂ふつう)

スープはほどよい濃厚さ。クセが強すぎないので食べやすいと思います。

彼女も「美味しい!」と喜んでくれていました(`・ω・´)b

 

定食メニューもお手頃&豊富に選べるので、お仕事帰りの1杯にもオススメです。

お店を見かけたら、ぜひ行ってみてください。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

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