デニム裾をシングルステッチにしてもアタリが出るのか?

大人のカジュアルガイド

こんにちは!お洋服ブロガーのゆうきです。今回の記事は、

  • デニム裾をどうするか迷っている
  • シングルステッチでもアタリ出る?
  • シングルステッチでもパッカリング出る?

といったお気持ち・疑問を感じている人に向けた体験談です。

 

先に結論を書くと、

デニム裾をシングルステッチにしてもアタリは出せます。

もちろんパッカリングのうねりも出せますよ。

 

もし「デニムを裾上げしたらアタリが出ないのかな?」

といった不安を感じている人も、安心して裾上げしてもらえたらと思います。

 

今回は僕が裾上げ&シングルステッチで仕上げたリーバイスのデニムを事例に、

どのようなアタリとパッカリングが出るのか?をレポートします。

デニム裾上げの参考になると嬉しいです^^

 

 

デニム裾のステッチについて

ステッチ=縫い目のこと。

シングルステッチは家庭用ミシンでも縫うことができるステッチで、

生地の表・裏面共に「1本の糸で縫った点線のような縫い目」となります。

 

表と裏、どちらも同じに見えるシンプルな縫い目。

伸縮性はあまりありませんが、耐久性に優れる → ほつれにくいところが優位点。

その為、細い糸で縫うこともできる為、スッキリとした見た目に仕上げたい人にオススメです。

 

チェーンステッチは表がシングルステッチと同じ点線の縫い目、

裏面は鎖(チェーン)のような鎖状の縫い目となります。

シングルステッチより伸縮性が残るため、ストレッチ性のある生地にも相性良し。

 

但し「縫い目が1か所でもほつれると連鎖的にほどける」という弱点持ち^^;

その為、0番手や20番手といった太い糸で縫うことが多いです。

したがってカジュアルやワークの雰囲気には向きますが、

スッキリ見せたいキレイめには不向きのステッチと言えるでしょう。

 

シングルステッチでもアタリは出せる

写真のデニムは裾上げをして1年半ほど穿いたデニム。

数cmの裾上げをしたので、元々アタリが出ていた部分はカット

→ 現在の位置でシングルステッチ。それでもアタリもパッカリングもしっかりと出ています。

 

アタリが出るまでの流れは・・・

裾上げ後のデニム裾に、パッカリング(生地の凸凹、うねり)を作ります。

自然着用でも裾の生地がすこしずつ縮んで、パッカリングが出てきますよ。

(※パッカリングを早く出したい人は、たくさん洗濯するか、裾だけお湯につけて縮めましょう)

 

パッカリングができると、膨らんだ箇所が擦れてアタリ(色落ち)が出てきます。

裾が擦れないとアタリは出ませんので、ロールアップをしないように。

(※アタリを早く出したい人は紙ヤスリで擦るのもアリです。

但し自然な仕上がりにするのは難しいので、いらない生地で練習することを推奨)

 

 

こちらは裾上げして3週間ほどのデニム。

2回洗濯済みで、裾を触ると凸凹がわかるくらいになっています。

さらに穿き込んで&洗濯して、パッカリングとアタリを育てたいです(服バカ、笑)

 

アタリを出す際のポイント

「綿100%」のデニムを選びましょう。

 

ポリウレタン混やポリエステル混のデニムだと、パッカリングが出にくいからです。

ハッキリとした凸凹が出ないので、自然なアタリを出すのは難しいでしょう。

ポリエステルは摩擦にも色落ちにも強い為、自然な仕上がりを期待できないと思います^^;

 

僕は以前、綿99%・ポリウレタン1%のリーバイス511を穿いていましたが、

1年ほど穿いて洗濯を繰り返しても、パッカリングはほとんど出ませんでした。

綿100%なら「生地が縮んで凸凹になるところ」が、

ポリウレタン混だと「生地が伸びて平らのまま」だったからだと思われます。

 

僕の育て方が悪かった点も否めませんが(汗)

綿100%のデニムだと、普通に穿いて洗濯するだけでアタリを出せました。

したがって綿100%のデニムのほうが、アタリを出す難易度はイージーだと言えるでしょう。

 

デニム裾はシングルステッチもアリ

綿100%のデニムを選んで穿き込んでいけば、

裾をシングルステッチで仕上げてもアタリを出すことは可能です。

 

シングルステッチは細い糸でも頑丈に仕上がる為、

キレイめなスタイルに合わせるデニムにオススメです。

僕は裾幅17~18cmのデニムはシングルステッチにして、ペニーローファーを合わせる事が多いですよ。

今回は以上です。

 

 

P.S.京都伊勢丹のカフェでリフレッシュ(`・ω・´)o

900円くらいするレモネードのソーダが、火照ったカラダに染みましたね~

 

いつもチェーンのカフェばかり行っていますが、たまには高価なお店で背伸びするのも悪くないですね。

場の雰囲気で所作に気をつけようって思えるんですよ。

これは実際に行かないと感じないので、次のお休みの日に試してみてください。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます^^

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました